10月19日(土)~12月23日(月・祝)10時~17時(月曜休、祝日の場合開館・翌休、7月16日開館。入館16時半まで)、高麗美術館(京都市北区紫竹上岸町15。市バス「加茂川中学前」下車すぐ。P少あり)TEL075・491・1192。
 室町時代から江戸時代にかけて、朝鮮国王の使者である「朝鮮通信使」が日本を訪問し、様々な足跡を残しました。文禄・慶長の役で一旦緊張化した両国の国交回復は、朝鮮の義僧・松雲大師(1544~1610年)による京都伏見での交渉を機にその礎が築かれました。朝鮮側の名付けた使節の名称は日本の状況を探るという「探賊使」にはじまり、被虜返還の意義を担った「回答兼刷還使」、そして将軍襲職祝賀の命を帯びた「朝鮮通信使」というものに段階的に変化していきます。
 今展では歴史の舞台として常に重要な位置付けにあった京都に焦点を当て、京の名刹に伝わる書画や詩文、通信使ゆかりの高麗茶碗などから朝鮮文士と京都の人々との交流を偲び、雨森芳洲(1668~1755年)の唱えた隣国との「信(よしみ)」について文化的な視点から考察します。
 一般800円、大高生500円、中学生以下無料。
 問い合わせTEL075・491・1192/FAX075・495・3718(高麗美術館)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgkyomin-minpoイベント高麗美術館 10月19日(土)~12月23日(月・祝)10時~17時(月曜休、祝日の場合開館・翌休、7月16日開館。入館16時半まで)、高麗美術館(京都市北区紫竹上岸町15。市バス「加茂川中学前」下車すぐ。P少あり)TEL075・491・1192。  室町時代から江戸時代にかけて、朝鮮国王の使者である「朝鮮通信使」が日本を訪問し、様々な足跡を残しました。文禄・慶長の役で一旦緊張化した両国の国交回復は、朝鮮の義僧・松雲大師(1544~1610年)による京都伏見での交渉を機にその礎が築かれました。朝鮮側の名付けた使節の名称は日本の状況を探るという「探賊使」にはじまり、被虜返還の意義を担った「回答兼刷還使」、そして将軍襲職祝賀の命を帯びた「朝鮮通信使」というものに段階的に変化していきます。  今展では歴史の舞台として常に重要な位置付けにあった京都に焦点を当て、京の名刹に伝わる書画や詩文、通信使ゆかりの高麗茶碗などから朝鮮文士と京都の人々との交流を偲び、雨森芳洲(1668~1755年)の唱えた隣国との「信(よしみ)」について文化的な視点から考察します。  一般800円、大高生500円、中学生以下無料。  問い合わせTEL075・491・1192/FAX075・495・3718(高麗美術館)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ