秋季企画展「十代浄雪と奥平了保」
9月6日(土)~12月23日(火・祝)10時~16時半(月曜休、祝日の場合開館・翌休。入館16時まで)、大西清右衛門美術館(京都市中京区三条通新町西入ル釜座町18-1。地下鉄「烏丸御池」6番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・221・2881。
九代浄元の長男である十代浄雪と、祖母方の奥平家を継いだ了保。茶の湯が世に広くいきわたった江戸時代の後期、2人はともに釜座に工房をかまえ、技術協力を重ねながら、千家出入りの釜師として釜づくりに励みました。
十代浄雪は伝来の茶の湯釜の研究に大変熱心で、独自の解釈をそえた写しの釜を制作するとともに、長きにわたる隠居時代には、自由な発想で多くの作品を生みだしました。奥平了保も制作面でさまざまな試みを重ね、その腕前は近世随一の名手とも称されました。
本展では2人の作品を一堂に展示、歴代きっての学者肌であった浄雪が書のこした文書のひとつ浄雪『名物釜由緒聞伝控』はじめ、制作に使用された紙形・木型などもあわあせて紹介します。
一般800円、大学生500円、高校生以下無料。
問い合わせTEL075・221・2881/FAX075・211・0316(大西清右衛門美術館)。
【会期中イベント】
- 京釜文化講演会「十代浄雪と奥平了保」
10月18日(土)13時半~15時
講師=大西清右衛門(館長)
一般3000円(呈茶・入館料含)。※要申込 - 京釜特別鑑賞茶会
12月6日(土)10時/11時20分/12時40分/14時
一般18000円(入館料含)。各席定員18人。※要申込 - 京釜鑑賞会
学芸員の解説のもと、大西家歴代の作品などを手にとって鑑賞できます。
一般2300円、学生2000円(呈茶・入館料含)。※要申込 - 親子で学ぼう!茶釜と体験茶会~茶の湯釜って、どんなもの?
11月22日(土)13時半
お茶室で楽しくお茶会をします。みんなでお茶をたてたり、大切に使われてきた‘茶の湯釜’にもさわってみよう!
保護者1500円、子ども1000円(入館料含)。※要申込
申し込み・問い合わせTEL075・221・2881(大西清右衛門美術館)。
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