実相院門跡展~幽境の名刹
2月20日(土)~4月17日(日)10時~18時(月曜休、但し祝日の場合開館、翌休。金曜19時半まで。入場はそれぞれ30分前まで)、京都文化博物館4F特別展示室(京都市中京区高倉通三条上ル。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888。
京都洛北、岩倉の地に所在する実相院。そこは皇族や上級貴族出身の僧侶が住職となる門跡寺院でした。諸方面から尊崇された実相院には、格式の高さが窺える数多くの資料や建造物が残されています。
平成27年3月に京都市文化財に指定された「実相院文書」は、中世に遡る門跡寺院の歴史を鮮やかに描き出し、文化の重要拠点であったことを物語る文学書とあわせて、歴史資料として極めて高い価値を有しています。
また、江戸時代に活躍した狩野派の雄壮な襖絵や杉戸絵、表情豊かに気品溢れる仏像は、四季折々に美しい姿を見せる庭園とともに、その荘厳な空間を構成しています。
本展覧会では、これらの資料を通して、秘められた門跡寺院の歴史に迫ります。
【前期展示】2月20日(土)~3月21日(月・振休)
【後期展示】3月23日(水)~4月17日(日)
1100円(前売り900円)、大高生700円(前売り500円)、中小生400円(前売り300円)※入場料金で2F総合展示と3Fフィルムシアターも観覧可能
展覧会入場券+実相院拝観セット券(一般のみ)1100円※セット券はローソンチケットで平成28年2月19日(金)まで期間限定販売
チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:767-111、TEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:57970。※セブンイレブンほか、京阪神の主要プレイガイドでも購入可
問い合わせTEL050・5542・8600(ハローダイヤルサービス:8時~22時)。
- 連続講演会『門跡寺院・実相院を読み解く』
第一線で活躍する研究者が、洛北の名刹・実相院の秘密に迫ります。
会場:同館3Fフィルムシアター
①2月27日(土)10時半~12時、奥平俊六(大阪大学/日本絵画史)
②3月12日(土)10時半~12時、廣田收(同志社大学/国文学)
③3月19日(土)10時半~12時、井上一稔(同志社大学/仏教美術史)
④3月26日(土)10時半~12時、宇野日出生(京都市歴史資料館/歴史学)
各回定員150人 ※要申込(先着順)。
講演会それぞれ参加者1名毎にお申込みください。 - 学芸員によるギャラリートーク
2月26日(金)、3月11日(金)、3月25日(金)、4月8日(金)
※各日とも18時~(30分程度)、展示室内にて行います。
※事前申込不要 当日の入場者に限ります。
①~④申込方法(下記よりWEB申込または往復はがきにて)
往復はがき/住所、氏名(返信面にも)、電話番号と希望講演会番号を明記し、京都文化博物館内[実相院門跡展講演会]係へ。
WEB申込みフォーム。
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