20160407-01
4月7日(木)~5月13日(金)11時~19時(祝日・日は休、但し4月24日(日)は開館。土・4月24日は18時まで)、京都addギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10。地下鉄東西線「太秦天神川」駅1番出口より徒歩3分。P無し)TEL075・871・1480。

16~17世紀の俵屋宗達、17~18世紀の尾形光琳、18~19世紀の酒井抱一。 江戸時代、およそ100年ごとに、直接の師承関係ではなく私淑というかたちで、琳派の系譜は継承されてきました。光琳は宗達の、抱一は光琳のスタイルとセンスを、時空を超えたシンクロニシティーによって血肉化し、コンテンポラリーな創造を成し遂げたのです。そして、20世紀においては、硬直化、保守化した日本画壇ではなく、むしろ先鋭的なデザインの世界にこそ、琳派のエッセンスが受け継がれています。戦後のデザイン界を牽引した田中一光は、1960~70年代に琳派をはじめとする日本の古美術を巧みに引用したポスターを多数制作しました。彼こそが、まさに「20世紀琳派」というべき存在だったのです。では、21世紀に琳派はどのように受け継がれるのでしょうか。本展では、第一線で活躍するデザイナー10人に琳派からインスパイアされたポスターの制作を依頼し、一堂に展示します。「21世紀琳派」の競演をお楽しみください。(山下裕二/美術史家・明治学院大学教授)

出展作家=浅葉克己、奥村靫正、葛西薫、勝井三雄、佐藤晃一、永井一正、仲條正義、服部一成、原研哉、松永真

【関連イベント】
講演 4月7日(木)16時~17時半、同ギャラリー。
講師=河野元昭(京都美術工芸大学学長)
無料。※要予約。定員60人

講演 4月23日(土)15時半~17時、同ギャラリー。
講師=仲條正義・服部一成
無料。※要予約。定員60人
WEB申込みフォーム

オープニングパーティ 4月7日(木)17時半~19時、同ギャラリー。

問い合わせTEL075・871・1480(公益財団法人DNP文化振興財団)。

https://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2016/03/20160407-01.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2016/03/20160407-01-150x150.jpgkyomin-minpo画廊・ギャラリー4月7日(木)~5月13日(金)11時~19時(祝日・日は休、但し4月24日(日)は開館。土・4月24日は18時まで)、京都addギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10。地下鉄東西線「太秦天神川」駅1番出口より徒歩3分。P無し)TEL075・871・1480。 16~17世紀の俵屋宗達、17~18世紀の尾形光琳、18~19世紀の酒井抱一。 江戸時代、およそ100年ごとに、直接の師承関係ではなく私淑というかたちで、琳派の系譜は継承されてきました。光琳は宗達の、抱一は光琳のスタイルとセンスを、時空を超えたシンクロニシティーによって血肉化し、コンテンポラリーな創造を成し遂げたのです。そして、20世紀においては、硬直化、保守化した日本画壇ではなく、むしろ先鋭的なデザインの世界にこそ、琳派のエッセンスが受け継がれています。戦後のデザイン界を牽引した田中一光は、1960~70年代に琳派をはじめとする日本の古美術を巧みに引用したポスターを多数制作しました。彼こそが、まさに「20世紀琳派」というべき存在だったのです。では、21世紀に琳派はどのように受け継がれるのでしょうか。本展では、第一線で活躍するデザイナー10人に琳派からインスパイアされたポスターの制作を依頼し、一堂に展示します。「21世紀琳派」の競演をお楽しみください。(山下裕二/美術史家・明治学院大学教授) 出展作家=浅葉克己、奥村靫正、葛西薫、勝井三雄、佐藤晃一、永井一正、仲條正義、服部一成、原研哉、松永真 【関連イベント】 講演 4月7日(木)16時~17時半、同ギャラリー。 講師=河野元昭(京都美術工芸大学学長) 無料。※要予約。定員60人 講演 4月23日(土)15時半~17時、同ギャラリー。 講師=仲條正義・服部一成 無料。※要予約。定員60人 WEB申込みフォーム オープニングパーティ 4月7日(木)17時半~19時、同ギャラリー。 問い合わせTEL075・871・1480(公益財団法人DNP文化振興財団)。京都のイベントの最新情報がわかる京都イベントナビ