特別展「大名と菓子─百菓繚乱─」

10月7日(土)~11月6日(月)8時半~17時(入館は16時半まで)、彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町1番1号。JR東海道本線・近江鉄道「彦根」駅下車徒歩15分。周辺に有料Pあり)TEL0749・22・6100。

 江戸時代、菓子は、幕府の儀礼や贈答の場で重用され、江戸は、菓子作りの先進地であった京とともに、菓子文化の中心地となりました。大名たちはしばしば、好みの菓子を注文し、自らが食すだけでなく、他大名や家族、家臣への贈り物として用いていました。贈られた菓子が気に入れば、御用菓子屋に同じものを作らせるなどして楽しんでいたことも、近年の研究から明らかになってきました。
 将軍家や大名家の御用を勤めた菓子屋に伝来した注文書や、菓子意匠の見本帳、菓子製作で用いる木型などを見ると、大名たちが、自らの「好み」を菓子に体現すべく、その味や意匠に趣向を凝らしていたことが窺い知れます。

彦根市は「井伊直弼公の功績を尊び茶の湯・一期一会の文化を広める条例」を制定しました。同展は、この条例の施行記念として開催するもので、菓子に深い関心を寄せた大名たちにゆかりの菓子木型や菓子雛形、茶会記や注文書などの種々の資料を一堂に展示します。

【常設展示】〝ほんもの〟との出会い

一般500円、中小生250円。
※上記料金で常設展も観覧可

問い合わせEL0749・22・6100(彦根城博物館)。

第42回 ペトロフピアノコンサート 「明治~大正・ピアノが結んだヨーロッパと日本」

10月6日(金)19時開演(18時開場)。京都芸術センター2F講堂(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)。TEL075・213・1000。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

中村大三郎 屏風「ピアノ」のレプリカ完成披露記念。

ピアノ=山縣美季

プログラム=バッハ/カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」変ロ長調 BWV 992、シューマン/『子どものためのアルバム』から「小さなロマンス」Op.68-19、シューマン作曲/『子供の情景』から「トロイメライ」Op/15-7、ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2嬰ハ短調、瀧廉太郎/「メヌエット」「憾(うらみ)」、フォーレ/バラードOp.19 嬰ヘ長調、ショパン/ポロネーズ第6番「英雄」変イ長調Op.53

2000円(前売り1500円)。
※未就学児入場不可

チケット取扱い 京都芸術センター 窓口(10時~20時)。
問い合わせFAX075・221・4406(明倫ペトロフの会:長谷川)

カテリーナ・コンサート~ウクライナに平和を!~

10月6日(金)18時半開演(18時開場)、京都教育文化センター ホール(京都市左京区聖護院川原町4-13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい

ウクライナの民族楽器バンドゥーラの響きと日本とウクライナの歌
〈1部〉ウクライナの歌を中心に/幸せの鳥・ウクライナ ほか
〈2部〉日本の歌を中心に/赤とんぼ・ハナミズキ・涙そうそう ほか

3200円(前売り2800円)
※収益はウクライナ人道支援にあてます

申し込み・問い合わせTEL075・275・5826、✉jeskyoto@nifty.com(日本ユーラシア協会京都府連合会

イランの手織り絨毯・キリム展

10月6日(金)~10月10日(火)11時~17時、ギャラリー点と線(京都府亀岡市河原町57番地。JR嵯峨野線「亀岡」南出口より王子並河線を徒歩15分)TEL090・9984・8570。

40年のキャリアを持ち、故郷の織物の魅力を各地で紹介するアリアナ店主が選んだ、心にも身体にも優しい自然素材の絨毯・キリムをご覧ください。

オンライン展示/9月30日(土)~10月10日(火) こちら

問い合わせTEL090・9984・8570(ギャラリー点と線)。

伊東五六 遺作展─時の彩り、追憶の風景─

10月6日(金)~10月11日(水)11時~18時(最終日17時まで)、スペース妙(みょう)(京都市左京区松ヶ崎堀町1-1。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」2番出口より北山通を東へ約5分)TEL090・6605・0656。

問い合わせTEL090・6605・0656(space 妙)。

茶碗展

10月6日(金)~10月28日(土)11時~18時(日・月曜休。最終日16時まで)、桃青京都ギャラリー(京都市中京区一之舟入町375   SSSビル1F。地下鉄東西線「京都市役所前」駅 ゼスト16番出口より徒歩3分)TEL075・585・5690。

一服のお茶を喫するうつわという枠組みにとどまらず、作家の美的感性や土の質感を五感で味わえる茶碗や作家の造形感覚によって現代アートに昇華させた茶碗などそれぞれの作家の個性が光る渾身の自信作を展示します。

出展作家=池田省吾・伊勢﨑晃一朗・市川透・氏家昂大・木村盛康・後藤秀樹・馬場隆志・平松龍馬・三原研・柳下季器・山口真人・由良薫子・若杉聖子

無料。
※10月6日は10時半より整理券の配布あり

問い合わせTEL075・585・5690(桃青京都ギャラリー)。

京の都を河川から考える~鴨川・桂川・宇治川を中心に~

10月6日(金)10時~11時半、京都生涯学習総合センター(京都アスニー)4Fホール(京都市中京区丸太町通七本松西入ル。市バス「丸太町七本松」または「京都アスニー前」下車。有料Pあり)TEL075・812・7222。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください

講師=鈴木康久(京都産業大学 現代社会学部教授)

無料。
※予約不要
※先着350人

問い合わせTEL075・812・7222(京都アスニー事務係/受付9時~17時。火曜休)

荒川尚也 ガラスの器

10月3日(火)~10月15日(日)12時~19時(月曜休。最終日17時まで)、ギャラリーにしかわ(京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332 マロニエビル2F。阪急烏丸線「河原町」3番出口より徒歩5分)TEL075・212・3153。

作家在廊予定:10月3日(火)・10月15日(日)

問い合わせTEL075・212・3153(ギャラリーにしかわ)。

中川 妙子展

10月3日(火)~10月8日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。

問い合わせTEL075・231・3702(1F)、TEL075・252・1161(2F)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。

作陶35周年記念 向坂典子展─好きを描く、好きを作る─

10月3日(火)~10月8日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート2F(京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)TEL075・231・3702。

描き溜めている、野の花山の花のスケッチより生まれる百花小鉢、大好きな鳥獣戯画の立体、リアルな生き物を写し取った花生けなど

問い合わせTEL075・231・3702(1F)、TEL075・252・1161(2F)/FAX075・231・3750(ギャラリーヒルゲート)。