襖と屏風─暮らしを彩る大画面の美─
2月19日(土)~4月10日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合翌休。入館16時半まで)、滋賀県立近代美術館(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1。JR琵琶湖線「瀬田」より帝産・近江バス〔滋賀医大行き〕「文化ゾーン」下車徒歩5分)TEL077・543・2111。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい
館蔵品から、まずは襖や屏風のさまざまなかたちを紹介し、ついで江戸時代から近代に及ぶ、これらの様相を概観。近代に入って以降、大画面絵画である屏風は、それまでの座敷の美から展覧会芸術の華となり、その醍醐味を見せてくれます。
毎日、13時より美術館サポーターによるギャラリートーク開催。
一般750円(前売り550円)、大高生500円(前売り400円)、中小生300円(前売り250円)。
チケット取り扱いローソンチケットLコード:59606。
問い合わせTEL077・543・2111/FAX075・543・4220/info@shiga-kinbi.jp(滋賀県立近代美術館)。
南海放送制作「わしも死の海におった」上映と講演
2月19日(土)18時~20時半(17時半開場)、 同志社大学今出川キャンパス明徳館1番教室(京都市上京区今出川通烏丸東入ル玄武町。地下鉄烏丸線「今出川」すぐ。Pなし、周辺に有料Pあり)TEL075・251・3120。
1954年3月1日、ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で「死の灰」に襲われた「第五福竜丸」乗組員23人が被災。6カ月後に久保山愛吉無線長の死と大量のマグロ廃棄が、国民にショックを与え、原水爆禁止運動が広がる契機となりました。
しかし、広島、長崎に続く「第三の被ばく=ビキニ事件」はいまだ全容が解明されていないのです。一連のビキニ核実験当時、1000隻を超えるともいわれる漁船等が付近海域におり、多数の船乗りたちが「死の灰」をかぶったのに、日米両政府は翌年、アメリカが日本に慰謝料=200万ドルを払うことで政治決着となり、被害の実相をうやむやにされてしまったのです。被災者は第五福竜丸だけではないと4半世紀も真相を追い続けている人たちがいます。
1985年、教え子の高校生らが自分たちの町にもビキニの被災船員がいることを知ったことから山下正寿さんの追跡が始まります。粘り強いこれまでの調査活動で、被ばくマグロを廃棄した漁船の3分の1は高知の船だったこと、若くして原因不明の死亡、健康の不安におびえながら暮らす元乗組員や遺族の実情などを明らかにしてきました。
この重大な被ばくの真相が、近年公表された米機密公文書から裏付けされたのです。
- 南海放送制作「わしも死の海におった」上映
- 講演「広島・長崎に次ぐ被ばく、ビキニ被災の実態」 講師=山下正寿
- 特別報告「核兵器のない世界をめざして」 講師=安斎育郎
資料代500円。
定員250人。※申込不要
問い合わせTEL/FAX075・771・0729/hikaku-kyoto@nifty.com(核兵器のない世界を求めて京都実行委員会・長谷川)。
LIVE ART ライブペインティングVol.1 松の緑
2月19日(土)18時半~20時、Gallery PARC(京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル2F。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩3分)TEL075・231・0706。
2010年度京都造形芸術大学卒業制作展・論文発表会、同大学大学院修了制作展・論文発表会同時イベント。音楽とペインティングのコラボレーションによるパフォーマンス、ライブアートを3部構成で開催。
Vol.1 松の緑
伝統的な音楽と若手作家によるペインティングのコラボレーションは、日本らしいゆったりとした空間を紡ぎだします。春にぴったりな美しいハーモニーにぜひふれてください。
音楽=長唄三味線部丈山会。
ペインター=岡村美紀(美術工芸学科2年生)、平井庄子(美術工芸学科3年生)、吉田沙織(大学院2年生)。
展示期間=2月20日(日)・22日(火)11時~19時。
問い合わせTEL/FAX075・231・0706(Gallery PARC)。
LIVE ART ライブペインティングVol.2 SESSION
LIVE ART ライブペインティングVol.3 idol
宮本妥子パーカッションレクチャー「閾─しきい─を超えて」
2月18日(金)19時開演、京都芸術センターフリースペース(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」、阪急京都線「烏丸」より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
関西における現代音楽の活発な発展を願い、日本現代音楽協会が80周年記念事業として行っているレクチャー&リサイタル第2弾。関西を中心に世界的に活躍するパーカッショニスト宮本妥子とのコラボレーション。
2011年冬期に京都で開催される、一般公募の中から3作品を選び演奏するリサイタルに先立ち、企画されたパーカッションレクチャー。宮本妥子が現代奏法、記譜法を実演を交えて解説します。クセナキス作品ほか実演付。
講師=宮本妥子(マリンバ・打楽器奏者、clumusica)。
無料(資料代500円)。
定員100人。※要予約
申し込み・問い合わせTEL03・3446・3506/perc@jscm.net(日本現代音楽協会)
「ぼくらの想いを歌に込めて」─障害のある仲間のオリジナル曲づくり─
2月18日(金)13時~14時、宇治作業所食堂(京都府宇治市五ケ庄二番割5‐2。京阪宇治バス「二番割」下車徒歩約2分)TEL0774・32・2024。
宇治作業所の仲間たちがオリジナル曲を披露します。
講師=松木郁子。
無料。
問い合わせTEL0774・32・2024(宇治作業所)。
主催=ワークセンター宇治作業所・デイセンター宇治作業所
共催=障害者週間記念事業実行委員会
ナントカ世代第10回記念公演 『延命』
2月18日(金)~2月20日(日)、アトリエ劇研(京都市左京区下鴨塚本町1。地下鉄烏丸線「松ヶ崎」より徒歩約15分、または市バス「下鴨東本町」下車すぐ。Pなし)TEL075・791・1966。
『原作』と銘打ちながら、乱暴な読み替えを辞さずに孤高の(?)現代演劇を作り続けるナントカ世代。ナントカ世代として第10回公演を迎える記念すべき本作では、第1回公演から継続して出演を続けるひとりの小劇場俳優を採り上げます。
2001年7月~9月。当時学生であった延命が記した数篇の日記と、同時期に彼女の周辺で起こった出来事と、謎の失踪の2週間。そこからひとつの仮説のような、併せてひとつのメルヘンのような、物語。
極めて平凡で不思議な世界の、定めて愚鈍で不思議な人たちのお話。
いつもより少しだけ大勢で、ナントカ世代の第10回を彩りたいと思います。
―ナントカ世代
一般2000円(前売り1500円)、学生1500円(前売り1000円)、ペア2500円※前売りのみ。
チケット取り扱いWeb『延命』チケット予約フォーム(シバイエンジン)、sedai@jv.main.jp/TEL090・7151・7107(ナントカ世代)。
問い合わせTEL075・801・3360/sedai@jv.main.jp(ナントカ世代・作田)。
京都学生演劇祭
2月17日(木)~2月20日(日)、ART COMPLEX 1928(京都市中京区三条御幸町東南角 1928ビル3F。市バス「河原町三条」下車西へ徒歩3分。Pなし)TEL075・254・6520。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい
魅せろ学生!
2011年初春、アートコンプレックス1928は季節はずれの祭りで大騒ぎ!それも、京都の学生劇団がひしめきあって、さあ大変!京都学生演劇祭の歴史の幕開けをしかとご覧あれ!
参加団体=劇団西一風(立命館大学/衣笠キャンパス)、劇団月光斜(立命館大学/衣笠キャンパス)、劇団立命芸術劇場(立命館大学/衣笠キャンパス)、劇団月光斜TeamBKC(立命館大学/びわこ・くさつキャンパス)、劇団愉快犯(京都大学/京都造形芸術大学)、劇団紫(佛教大学)、劇団蒲団座(大谷大学)、劇団ACT(京都産業大学)、劇団S.F.P.(京都女子大学)、劇団テフノロG(成安造形大学)、劇団ヘルベチカスタンダード(京都大学/京都造形芸術大学)、月面クロワッサン(京都大学/京都造形芸術大学)。
当日2500円(前売り2000円)。※1日通し券
チケット取り扱いWeb『京都学生演劇祭』チケット予約フォーム。
問い合わせTEL090・1355・2909(制作・吉岡)。
京都学生演劇祭 on Twitter
京都学生演劇祭
講演会「高齢者の権利が尊重される社会とは」
2月17日(木)13時半~15時15分(13時10分受付)、ひと・まち交流館京都2F大会議室(京都市下京区西木屋町通上ノ口上ル梅湊町83-1。市バス「河原町正面」下車すぐ。有料Pあり)TEL075・354・8711。
講演「高齢者の権利が尊重される社会とは~京都新聞連載『折れない葦(あし)』の取材を通して考えたこと~」
講師=向井康(京都新聞社報道局社会報道部長)
無料。
定員150人(先着順)。
申し込み・問い合わせTEL075・354・8741/FAX075・354・8742/sukoyaka.info@hitomachi-kyoto.jp(京都市長寿すこやかセンター)。
オペラ映画『椿姫』上映会
2月16日(水)、10時半/14時(2回上映)、京都コンサートホール(アンサンブルホールムラタ)(京都市左京区下鴨半木町1-26。地下鉄烏丸線「北山」1番出口より南へ徒歩5分。有料Pあり)TEL075・711・3090。
舞台は19世紀パリ。社交界の華とうたわれた美しい高級娼婦ヴィオレッタと純情な青年アルフレードの美しくもはかない純愛物語。思いもかけない運命が、二人の愛を引き裂いていく。イタリアオペラの帝王ジュゼッペ・ヴェルディの最高傑作。
出演=テレサ・ストラータス(ヴィオレッタ/ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(アルフレード/テノール)。
演奏=メトロポリタン歌劇場管弦楽団
合唱=メトロポリタン歌劇場合唱団
指揮=ジェイムズ・レヴァイン
監督=フランコ・ゼッフィレッリ
(1982年/イタリア/105分)
2800円(前売り2300円)。
問い合わせTEL075・711・3090(京都コンサートホール/10時~17時、第1・3月曜休)。
主催=京都映画センターTEL075・256・1707。
共催=(株)エフエム京都・(財)京都市音楽芸術文化振興財団。
高須賀菜美個展「リュックに食パンに鼻歌に、ゆがんだ星屑を拾って泳ぐ」
2月15日(火)~2月20日(日)13時~20時(最終日18時まで)、立体ギャラリー射手座(京都市中京区三条小橋東入ル フジタビルBF。京阪本線「三条」・地下鉄東西線「三条京阪」5番出口より西へ徒歩2分南側。Pなし)TEL075・211・7526。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。
なにげない毎日
ふと思ったことを紙にかきためる
大事なこと どうでもいいこと いろんなこと
思ったことひとつひとつにはなにか意味がある気がする
はっきり知りたいわけじゃないけど
かたちにして残したくなった
― 高須賀菜美
問い合わせTEL/FAX075・211・7526(立体ギャラリー射手座)。