樂吉左衞門還暦記念II 個展「天問」以後今日まで

 1月7日(金)~3月13日(日)10時~16時半(月曜休、祝日の場合開館。入館16時まで)、樂美術館(京都市上京区油小路通一条下ル油橋詰町84。市バス「堀川中立売」「一条戻橋」下車徒歩約3分)TEL075・414・0304。
 十五代樂吉左衞門の還暦を記念して、氏のこれまでの作陶を振り返る展覧会。
 1990年、斬新でモダンな作風を確立した個展「天問」以後、さらに新たな茶碗の造形への挑戦が続きます。前衛的な作風はさらに力強さを増し、近年では2005年に個展、さらに2007年開館した佐川美術館樂吉左衞門館を自ら設計、毎年新作を発表し続けています。本展第II期展では「天問」以後、今日までの作品を展観。
 一般900円、大学生700円、高校生300円、中学生以下無料。
 問い合わせTEL075・414・0304(樂美術館)。

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麻生三郎展

 1月5日(水)~2月20日(日)9時半~17時(月曜休、祝日の場合翌休。入館16時半まで)、京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎公園内。市バス「東山二条」「京都会館美術館前」下車徒歩約5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・761・4111。
 社会の現実を肌で感じながら、重い空気に抗して屹立する人間像を描き続けた麻生三郎(1913~2000)。没後10年を経て、わかりやすさや表面的にキレイでカワイイものがもてはやされがちな今日、人間存在の核心を追求した重厚で真摯な麻生の造形世界は、あらためて見る者に「絵画とは何か」という中心テーマを突きつけるでしょう。初公開作品を含む油彩、素描、立体約130点によって、その画業のすべてを紹介。※会期中、一部展示替あり。
 一般850円(前売り700円)、大学生450円(前売り350円)、高校生以下・障がい者手帳所持、介助者1人まで無料※要証明。※コレクション展観覧可。
 チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:764-344、TEL0570・084・005(ローソンチケット)Lコード:59713。
 問い合わせTEL075・761・4111(京都国立近代美術館)。

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桂文我はなしの世界 第3回桂文我独演会

 1月5日(水)18時半、京都府立文化芸術会館ホール(京都市上京区河原町通広小路下ル東桜町1。市バス「府立医大病院前」下車すぐ。有料Pあり)TEL075・222・1046。
 「子別れ(通し)」「浮かれの屑より」桂文我、「開口一番」桂二乗、「たいこ腹」桂まん我、「壷算」桂梅團治。
 木戸銭4000円(前売り3000円)。全席自由。※小学生以下入場不可
 チケット取り扱いTEL075・222・1046(京都府立文化芸術会館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:408-246。
 問い合わせTEL0598・36・0190/090・1414・9883(桂文我の会事務局)、TEL075・222・1046(京都府立文化芸術会館)。

伊吹拓個展「あるままにひかる」

伊吹拓個展『あるままにひかる』(平面) 1月3日(月)~1月23日(日)11時~23時(最終日21時まで)、CAFE&DINING+GALLERY neutron kyoto(京都市中京区三条通烏丸西入ル御倉町79文椿ビルヂング2F。地下鉄「烏丸御池」6番出口より徒歩2分。Pなし)TEL075・211・4588。
 2011年の年明けを飾るのは、人として生きる中での出会 いや縁を大切にしながら絵画世界を発展させてきた油画の伊吹拓。大画面のキャンバス作品には人と人の繋がりや、混濁した広がりを爽快なイメージのスケールで提示。一方、紙を支持体に描かれるのはシンプルで奥深い、存在のポートレート。年々円熟味を増して来た作家による作品は、一期一会の大切さを感じさせてくれることでしょう。

─ neutron kyoto

 問い合わせTEL/FAX075・211・4588/info@neutron-kyoto.com(CAFE&DINING+GALLERY neutron kyoto)。

※カフェレストラン隣接展示会場は出入り自由。週末はカフェ貸し切りの場合あり。事前にお問い合わせ下さい。

海を渡った古伊万里展~セラミックロード~

 1月2日(日)~1月23日(日)10時~20時(最終日17時まで。閉場30分前締切)、美術館「えき」KYOTO(京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。JR・近鉄京都線・地下鉄烏丸線「京都」直結、ジェイアール京都伊勢丹7F隣接。有料Pあり)TEL075・352・1111。
佐賀県立九州陶磁文化館コレクション 海を渡った古伊万里展~セラミックロード~
 17世紀大航海時代、長崎・出島から欧州各国へ古伊万里を運んだ航路は、「セラミックロード」と呼ばれていました。白い肌、薄く繊細で、明るく華やかな色絵の古伊万里は、西欧の人々の間でブームとなり、東南アジアへも多数輸出されるなど、全世界に広がりました。本展では、約150点の古伊万里の逸品を公開。大航海時代の雰囲気をそのままに、「セラミックロード」を感じとれるでしょう。
 一般800円(前売り600円)、大高生600円(前売り400円)、中小生400円(前売り200円)。
 チケット取り扱いTEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:54972、イープラス ほか。
 問い合わせTEL075・352・1111(ジェイアール京都伊勢丹)。

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桂吉弥落語会

 1月1日(土・祝)14時開演(13時半開場)、KBSホール(京都市上京区烏丸上長者町。地下鉄烏丸線「丸太町」2番出口より徒歩8分)TEL075・431・1132。
元日はKBSホールDE初笑い
 出演=桂吉弥、桂紅雀、桂まん我、桂二乗、桂吉の丞。
 演目は当日のおたのしみ。
 木戸銭3500円(前売り3000円)。全席指定。※未就学児入場不可
 チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:408-303、TEL06・6365・8281(米朝事務所)。
 問い合わせTEL075・441・4161(KBSカルチャー)。

桂千朝の落語会

 12月30日(木)18時半、氣楽堂(京都市伏見区深草西浦町8-111。地下鉄烏丸線「竹田」より東へ徒歩10分)TEL075・643・9352。
 「ろくろ首」桂鯛蔵、「馬の田楽」桂千朝、「宿替え」桂雀五郎、「崇徳院」桂千朝。
 木戸銭2000円(前売り1800円)。
 問い合わせTEL075・643・9352(氣楽堂)。

第10回三色だんごの会

 12月29日(水)18時半、氣楽堂(京都市伏見区深草西浦町8-111。地下鉄烏丸線「竹田」より東へ徒歩10分)TEL075・643・9352。
 コント/キムチ炒飯、「道具屋」桂こごろう、「天狗裁き」桂雀喜、漫才/桂ねこまんま、「饅頭怖い」桂紅雀。
 木戸銭2000円(前売り1800円)。
 問い合わせTEL075・643・9352(氣楽堂)。

能+文楽人形の可能性公演「きりしとほろ上人伝」

 12月25日(土)18時開演(17時半開場)、大江能楽堂(京都市中京区押小路通柳馬場東入ル橘町646。地下鉄東西線「京都市役所前」より西へ徒歩4分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・231・7625。

  • 第1部 能+文楽人形のためのワークショップ
    「船弁慶より知盛」
    出演=大江信行(観世流シテ方)、吉田勘緑(文楽人形遣)、吉田玉佳・吉田玉誉。
  • 第2部 新作人形浄瑠璃
    「きりしとほろ上人伝」
    出演=竹本駒之助(浄瑠璃・人間国宝)、鶴澤津賀寿(三味線)、大江信行(能役者)、吉田勘緑+木偶舎(人形)。

 一般4000円(前売り3500円)、学生2000円。
 チケット取り扱いTEL/FAX075・551・6602、TEL080・1438・6241/nobuyuki1976@gmail.com(大江)、TEL090・6019・4012(吉田)。

木偶舎.com

バッハアカデミー関西 教会暦によるカンタータシリーズ第31回「クリスマスオラトリオ」

 12月25日(土)14時半開演(14時開場)、京都府立府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル。地下鉄烏丸線「今出川」6番出口より南へ徒歩5分。Pなし)TEL075・441・1414。※ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
教会暦によるカンタータシリーズ第31回「クリスマスオラトリオ第4~6部
 「バッハ音楽の宝庫」ともいえる教会カンタータを、教会暦に合わせて連続演奏するシリーズ。今回は、クリスマス後、新年を迎えて続く祝日のために書かれた、クリスマスオラトリオ第4~6部を演奏。
 プログラム=千原英喜/混声合唱とピアノのための組曲「雨ニモマケズ」(弦楽伴奏版)、バッハ:クリスマスオラトリオ BWV248 第4~6部。
 指揮=本山秀毅。
 出演=乃村八千代(ソプラノ)、大垣華代暦(アルト)、山本康寛(テノール)、萩原寛明(バス)、京都バッハ合唱団、バッハアカデミー関西、大阪チェンバーオーケストラ。
 一般4000円(前売り3500円)、学生2000円。全席自由。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL075・211・2373(バッハアカデミー関西)。