寺岡勝己チェンバロコンサート「16-18世紀のスペイン音楽とJ.S.バッハ」
11月5日(金)19時、京都府立府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル。地下鉄烏丸線「今出川」6番出口より南へ徒歩5分。Pなし)TEL075・441・1414。※ご来場の際は交通機関をご利用ください。
プログラム=アントニオ・デ・カベソン/ジョスカン・デ・プレのアヴェ・マリア、イタリア風パバーヌによるディスカンテ、第6旋法のティエント、コレーア・デ・アラウホ/第2旋法のティエントとデュスクルソ、スカルラッティ/ソナタ ホ長調 K.380、フィッシャー/パッサカリア ニ短調、バッハ/パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830 ほか。
当日3500円(前売り3000円)。※小学生以下入場不可
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・561・5045(京都チェンバロ音楽研究会)、TEL075・441・1414(府民ホールアルティ)。
ソレイユ・ルヴァン~植野真知子と仲間たち~
11月4日(木)18時半開演(18時開場)、京都文化博物館別館ホール(京都市中京区高倉通三条上ル。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888。
たおやかに、いま、ソレイユサウンド
出演=植野真知子(バロック・オーボエ/音楽監督)、ジャック=アントワーヌ・ブレッシュ(フルート・トラヴェルソ/リコーダー)、渡邊さとみ(バロック・ヴァイオリン)、西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、村上暁美(チェンバロ)。
プログラム=G.Ph.テレマン/「食卓の音楽」より四重奏曲、バッハ/トッカータBWV914、クープラン/「王宮のコンセール」、J.モレル/トリオによるシャコンヌ、J.F.ルベル/舞踏の諸相 ほか。
一般4000円、学生2000円。全席自由。※未就学児入場不可
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・751・0617(エラート音楽事務所)。
地点第18回公演『─ところでアルトーさん、』
11月3日(水・祝)~11月7日(日)、京都芸術センターフリースペース(京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2。地下鉄烏丸線「四条」・阪急京都線「烏丸」22番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・213・1000。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
地点第18回公演/KYOTO EXPERIMENT公式プログラム『─ところでアルトーさん、』
晩年のアルトーは復活した。しかしそれは宗教の話ではない。単に助かったのである。例えば麻酔なしの電気ショックという今では考えられない治療という名の拷問から。助かった者は、もちろん図太く、ますます身勝手でもあるが、とにかく強いのである。そして私の関心は、その強さの裏側にあるしたたかさと、むしろ今度は弱さとでも呼ぶべきかもしれない神経の正体についてである。だからこれは、アルトー救済の劇ではない。もう一度、彼を拷問してみようという私の意地悪だけがまずある。
─三浦基
テクスト=アントナン・アルトー
構成・翻訳=宇野邦一
演出=三浦基
出演=安部聡子、石田大、大庭裕介、窪田史恵、河野早紀、小林洋平、谷弘恵
一般3500円(前売り3000円)、学生・ユース(25歳以下)2500円、高校生以下1000円。※要証明
全席自由。
チケット取り扱いTEL075・496・8673(地点)、TEL075・213・5839(KYOTO EXPERIMENT事務局/11時~20時)、京都芸術センター窓口(10時~20時)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:406-402 ほか。
問い合わせTEL075・496・8673/info@chiten.org(地点)、TEL075・213・5839/info@kyoto-ex.jp(KYOTO EXPERIMENT事務局/11時~20時)。
クァルテット・エクセルシオ第6回京都定期演奏会 (財)青山財団助成公演
11月3日(水・祝)15時開演(14時半開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
出演=西野ゆか/山田百子(ヴァイオリン)、吉田有紀子(ヴィオラ)、大友肇(チェロ)。
プログラム=モーツァルト/弦楽四重奏曲第7番変ホ長調K.160、ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第10番変ホ長調op.74「ハープ」、シューベルト/弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」。
一般3000円、学生1000円、シルバー(60歳以上)2000円、ペア5000円。全席自由。※未就学児入場不可
チケット取り扱いTEL075・393・0011(バロックザール青山音楽記念館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:117-985。
問い合わせTEL075・393・0011(バロックザール青山音楽記念館/9時半~18時、月・火曜休)。
文化の日は「和」の香りを楽しもう♪お香教室
11月3日(水・祝)13時半~15時、パッシオーネ2F(京都市下京区東中筋通七条上ル文覚町。JR「京都」より徒歩7分)TEL075・344・0868。
お香の歴史や原料について、お香の活用法など講義のほか、オリジナルの「和」の香りを作成。世界にただひとつ、自分だけの和の香りをつくる教室です。
「お香」は漢方薬やスパイスとして利用されている天然原料を調合します。天然原料なので、香りがよい上に体に優しいのが特徴です。悠久の歴史と文化によって磨きあげられてきた「和の香り」の素晴らしさを自由に、カジュアルに、楽しみましょう。初心者歓迎。
3500円(講習料・材料費・ワンドリンク付)。
申し込み・問い合わせWeb文化の日は「和」の香りを楽しもう♪お香教室/kaoru.keiko@gmail.com(香司・松下)。
小田まゆみ作品展「天寿国へのいざない」
11月3日(水・祝)~11月23日(火・祝)10時~18時、デザインワークスタジオ(奈良県奈良市今御門町22番地。近鉄「奈良」2番出口より徒歩6分、猿沢の池南へ30m)TEL0742・22・1666。
仏教のユウトピア、天寿国を造ろうとした聖徳太子。東京芸大の研修旅行にて奈良の寺々を訪ね、奈良の自然を歩きました。天に届く高い空のもとで花ひらいた仏教芸術、広隆寺の弥勒菩薩像や薬師寺の菩薩像の生き生きとしたお姿に心を奪われました。卒業後すぐアメリカに渡り45年間、私はたくさんの女神様を描きつづけています。外国に住む私にとって奈良の平野や万葉の世界は心の原風景になり、女神たちが遊ぶ野や空のインスピレーションを与えてくれるのです。1980年から90年代のアメリカの仏教開花期に、仏教画家としてお手伝いをすることもできました。
このたび、奈良からの伝統技術を受け継ぎ伝える、奈良筆伝統工芸士の鈴木一郎氏、宇陀紙保存技術保持者の福西弘行氏、表具司の吉村庄作氏、製墨の南松園、朱墨の木下照僊堂の方々のお力添えをいただいてこの展覧会の運びとなりました。墨の色、筆の強さ柔らかさ、美しい紙を前にして嬉しさでいっぱいです。この企画をしてくださった旧友の湊さんありがとう。飛鳥、白鳳、天平の仏さまの心が私たちに伝わりますよう、そしてこの混乱の時に、奈良政治の理想の天寿国のイメージが私たちの心に戻りますよう、祈りを込めて描きました。
―小田まゆみ
11月3日(水・祝)、15時より小田まゆみさん来日オープニング。
11月4日(木)、15時・17時ギャラリートーク開催。
問い合わせTEL0742・22・1666/FAX0742・27・1890/minato-d@kcn.ne.jp(デザインワークスタジオ)。
小田まゆみhomepage
サンリオスペシャルコレクション展「いちごDAYS~あの頃のわたしからの招待状~」
11月3日(水・祝)~11月16日(火)10時~19時半(20時閉場。初日15時開場、最終日入場16時半まで・17時閉場)、大丸京都店6F多目的ホール(京都市下京区四条通高倉西入ル立売西町79番地。阪急京都線「烏丸」より徒歩1分。Pあり)TEL075・211・8111。
現在のように“かわいい”物が溢れていなかった1970年代。ハローキティ、リトルツインスターズ(キキ&ララ)、パティ&ジミーなどのサンリオキャラクターの登場は、少女達の心を捉え、文房具や携帯小物などこれらのキャラクターのグッズは「お小遣いをもらったらまず買いに行く」アイテムの筆頭となりました。本展覧会では現在に続く“かわいい”文化が花開いた1970~1980年代を中心にサンリオのキャラクターグッズの歴史を振り返りながら、永遠に少女が追い求める“かわいい”ものへの想い、「夢のお部屋」やサンリオ50年ヒストリー等を展覧。あわせて記念商品を販売。
一般600円、大高生400円、中学生以下無料。
問い合わせTEL075・211・8111(大丸京都店)。
大西清右衛門美術館 京釜特別鑑賞茶会
11月3日(水・祝)10時/11時20分/12時40分/14時/15時20分、大西清右衛門美術館(京都市中京区三条通新町西入ル釜座町18-1。地下鉄「烏丸御池」6番出口より徒歩5分。Pなし)TEL075・221・2881。
館蔵品の茶道具を用い、当代大西清右衛門が席主をつとめる茶会。
席主解説のもと、茶の湯釜の名品に手をふれて鑑賞できます。
一般17000円、友の会会員15000円(入館・薄茶席・点心席)。
要予約、各回定員30人。
問い合わせTEL075・221・2881/FAX075・211・0316(大西清右衛門美術館)。
天宮志麻「人形創造」
11月2日(火)~11月7日(日)13時~20時(最終日18時まで)、立体ギャラリー射手座(京都市中京区三条小橋東入ル フジタビル地階。京阪本線「三条」・地下鉄東西線「三条京阪」5番出口より西へ徒歩2分南側。Pなし)TEL075・211・7526。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
人形は、人の形をした骨のようです
生きた人の形をしながら、質感が化石や貝殻に近いからかもしれません
人は何故人形を作るのでしょうか
神が生き物を創造したことになぞらえて、神の気持ちを真似て人形を創造するのでしょうか
それとも不完全な自分を省みながら、完全な人の存在を夢みて、また神の姿を夢見て創造するのでしょうか
無機質な、愛玩されるだけの物体が、いつか創造主である人を愛することが出来ることを夢見ているのかもしれません
人形が人を愛することが可能ならば、その人形は存在として自立することになるのでしょうか
生き生きとして見えるその頬に触れると、硬く冷たい感触に、ああ死んでいると思いその向こうに作った人の手の温もりを感じて、生きているとも思う
この度は、こうした人形の存在をめぐる様々な思いを作品にしようと制作しました
―天宮志麻
問い合わせTEL/FAX075・211・7526(立体ギャラリー射手座)。
上村松園展
11月2日(火)~12月12日(日)9時半~17時(月曜休、11月22日開館、24日休。入館16時半まで)、京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎公園内。市バス「東山二条」「京都会館美術館前」下車徒歩約5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・761・4111。
松園の傑作、堂々終結─名品揃いの過去最大級の回顧展
京都に生まれ育ち、円山・四条派に連なる画家に学び、文展等官展系展覧会に高い気品の漂う人物画を発表して活躍した上村松園(1875–1949)。今展は、《舞仕度》《焔》《砧》など、より質の高い代表作約90点によって、松園の画業を回顧するとともに、松園芸術の本質を改めて探ります。
一般1300円(前売り1100円)、大学生900円(前売り800円)、高校生400円(前売り300円)、中学生以下・障がい者手帳所持、介助者1人まで無料※要証明。
チケット取り扱いTEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:764-328、TEL0570・084・005(ローソンチケット)Lコード:59824。
問い合わせTEL075・761・4111(京都国立近代美術館)。
上村松園展