夏季企画展「国分寺再興―中世丹後国分寺と律宗寺院」

 7月17日(土)~9月5日(日)9時~16時半(月曜休、祝日の場合翌日)、ふるさとミュージアム丹後〔京都府立丹後郷土資料館〕(京都府宮津市字国分小字天王山611-1。KTR宮津線「天橋立」から丹海バス〔経ヶ岬・蒲入・伊根方面行き〕で「資料館前」下車徒歩3分)TEL0772・27・0230。
 丹後国分寺は、奈良時代に五畿七道各国に建立された国分僧寺です。しかし現在国史跡となっている堂塔跡は、建武元年(1334)再興の建物です。このことは、今日に残る記録「建武丹後国分寺再興縁起」(重文)により判明します。本書には、再興に至る経緯、金堂落慶供養の様子などが記されていて、南都西大寺律宗僧の宣基上人が、丹後の門流寺院を動員した、国を挙げた事業であったことがわかります。当館の開館40周年を記念して、館と共に歩んできた丹後国分寺の軌跡を、中世再興期を中心に今一度振り返りたいと思います。
 一般200円、中小生50円。65歳以上、障がい者手帳所持、介助者1人まで無料。
 問い合わせTEL0772・27・0230/FAX0772・27・0020/tango-s-soumu@pref.kyoto.lg.jp(ふるさとミュージアム丹後)。

特別展観没後200年記念 上田秋成

 7月17日(土)~8月29日(日)9時半~16時(月曜休、ただし7月19日・20日開館。閉館30分前締切、金曜20時閉館)、京都国立博物館(京都市東山区茶屋町527。市バス「博物館・三十三間堂前」下車すぐ。Pあり)TEL075・531・7504。
 『雨月物語』で有名な上田秋成(1734~1809)は、小説家・俳人・歌人・国学者として上方で活躍し、独自の世界を築きました。
 彼の雅俗にわたる文事と、彼と交友した多くの文人や画家たちの書画を集め、秋成を通して見た18世紀後半の多彩で豊かな、文学・芸術の世界を紹介。
 また、同時開催として「特集陳列 新収品展」を開催。平成20~21年に当館が収集した美術品・文化財を展示。
 一般800円(前売り600円)、大高生500円(前売り300円)、中学生以下無料。
 問い合わせTEL075・525・2473(テレフォンサービス)。

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祇園祭宵山山鉾巡り案内

 7月16日(金)10時/14時、烏丸御池南西角(地下鉄「烏丸御池」下車)~四条新町南西角(市バス「四条堀川」下車東へ徒歩5分)。
 新たに世界遺産に登録された、日本が世界に誇る「祇園祭」特集。宵山でしか見られない目をみはる懸装品や圧巻の飾り物、そして山鉾の本当の魅力を現地でご案内。
 午前の部(室町周辺山鉾めぐり)2000円。
 午後の部(新町周辺山鉾めぐり)2000円。
 電話、FAXまたはメールで「氏名、住所、連絡先、参加希望コース(午前の部/午後の部/終日)、参加人数」を明示のうえ下記まで申し込み。7月9日(金)締切。※午前・午後の部選択参加、または終日参加可能
 申し込み・問い合わせFAX075・465・9096(京都・清遊の会事務局/Office Yu)。

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祇園祭宵山 とん漫寄席

 7月16日(金)18時、とん漫(京都市中京区富小路通姉小路下ル福長町118‐1。地下鉄東西線「京都市役所前」より徒歩5分)TEL075・241・1818。
 出演=桂吉の丞、桂都丸。
 演目は当日のおたのしみ。
 9000円。定員45人。※食事付き(食事は17時~)
 問い合わせTEL075・241・1818/tonman.of.kyoto@nifty.com(とん漫)。

パリ祭の夜、古都でシャンソンを聴く…part3

 7月14日(水)・7月15日(木)19時開演(18時半開場)、京都府立府民ホールアルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル。地下鉄烏丸線「今出川」6番出口より南へ徒歩5分。Pなし)TEL075・441・1414。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
【第一夜】日仏シャンソン界のコラボレーション
 出演=ヴェルムーラン、ミシェル・グラスコ(アコーディオン)、波多野まき/藤木光(ヴォーカル)、大貫祐一郎(ピアノ)。
【第二夜】パリ祭後夜祭~貴公子たちの奏でる音楽の夕べ~ピアノとアコーディオンの響演
 出演=ミシェル・グラスコ(アコーディオン)、大貫祐一郎(ピアノ)。
 司会=波多野まき。
 第二夜終了後、20時半よりアルティ内カフェテラスタナで打ち上げパーティ(両日観覧者無料、第二夜観覧者1500円)開催。
 第一夜:当日6500円(前売り6000円)、第二夜:当日5500円(前売り5000円)、2夜セット:前売り10000円。
 チケット取り扱い・問い合わせTEL/FAX075・212・1622(ラ・フールアカデミー)。

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2010祗園会 杉本家住宅夏の特別一般公開

杉本家祗園会特別一般公開 7月14日(水)~7月16日(金)、杉本家住宅(京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116。地下鉄烏丸線「四条」、または阪急京都線「烏丸」26番出口より徒歩約5分。Pなし)TEL075・344・5724。※ご来場の際には、公共交通機関をご利用下さい。
 祇園祭の時のみ飾られる貴重な屏風や諸道具類の数々を一般公開。氷柱の並ぶ夏の風情あふれる昔ながらの佇まい、今に受け継がれてきた京文化と商家の暮らしを堪能。
 ※店の間は伯牙山お会所として無料公開
 一般1500円、高校生以下800円。※維持保存協力金
 問い合わせTEL075・344・5724(奈良屋記念杉本家保存会)。

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山田実 個展 EHO-恵方

山田実 個展 EHO-恵方 7月13日(火)~7月25日(日)12時~19時(月曜休。最終日17時まで)、GALLERYはねうさぎroom1(京都市東山区三条通神宮道東入ル 神宮道ビル2F。地下鉄東西線「東山」1・2出口より東へ徒歩3分)TEL075・761・9606。
 北山杉を素材に、位置と方向表す作品を制作しました。展示場所からの方向は、今年の恵方(東北東)の方角を木の形と並べる方向で、表しています。場所との関係性を表現するため、設置場所の緯度、経度、高度をGPSを用いて計測して記入しました。この事で、作品を設置した空間と、方向性の関係を表しています。また、素材との関係性を強調するため、展示空間全体に北山での水の音を流しています。

―山田 実 
 問い合わせTEL/FAX075・252・2818(山田)。

徳永隆之写真展“Laputa”1997‐2010

徳永隆之写真展“Laputa”1997‐2010 7月13日(火)~7月18日(日)12時~19時(最終日17時まで)、GALLERYはねうさぎroom4(京都市東山区三条通神宮道北東角2F。地下鉄東西線「東山」1・2番出口より東へ徒歩3分)TEL075・761・9606。
 問い合わせTEL/FAX075・761・9606(GALLERYはねうさぎ)。
 徳永隆之ホームページ『TIPA徳永写真美術研究所』

東郷健クロッキー展 第19回 女性美を描く

東郷健クロッキー展 第19回 女性美を描く 7月13日(火)~7月18日(日)11時~18時(最終日17時まで)、ギャラリーカト2F(京都市中京区寺町通御池下ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5番出口より寺町商店街へ徒歩約1分)TEL075・231・7813。
 会期中、作家在廊。
 問い合わせTEL090・3653・2907(東郷)。

奥田博美歌曲リサイタルvol.19 (財)青山財団助成公演

 7月11日(日)14時開演(13時半開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
La Bonne Chanson パリ祭によせて
 ソプラノ=奥田博美。
 ピアノ=西野久美子。
 プログラム=團伊玖磨/花のまち、ショーソン/はちすずめ、ルーセル/サラバンド、プーランク/花飾り ほか。
 2000円。全席自由。※未就学児入場不可
 チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:103-671。
 問い合わせTEL075・393・0011(バロックザール青山音楽記念館/9時半~18時、月・火曜休)。