劇映画『沖縄 第一部』特別上映会

映画『沖縄』 5月26日(水)14時/16時/19時(3回上映)、京都教育文化センター(京都市左京区聖護院川原町4-13。京阪本線「神宮丸太町」5番出口より徒歩3分。Pなし)TEL075・771・4221/FAX075・771・4224。
上映作品=『沖縄』第一部「一坪たりともわたすまい」
 沖縄本土復帰前、1970年製作作品。米軍に土地を奪われた農民、土地を失って基地労働者となった人々の闘いをダイナミックなドラマに謳いあげた力作!!
 戦後、沖縄は“太平洋のカナメ石”としてアメリカの軍政下に置かれていた。1955年、アメリカに土地を奪われた島袋三郎は、基地周辺の鉄杭や米軍物資を物色中、黒人とのハーフ・亘とその姉朋子を知った。米軍基地拡張に伴う平川集落の強制接収が威嚇射撃で始まった。古堅らは身体を張って厳しく抵抗する。演習が始まり、朋子の祖母カマドが戦闘機の機関銃弾を受けて死んだ…。
 監督・脚本=武田敦
 出演=佐々木愛、地井武男、加藤嘉、戸浦六宏、佐々木すみ江、高橋俊行、富山真沙子、岩崎信忠、トニー和田、中村翫右衛門
 (1970年/日本/75分)
 当日1300円(前売り1000円)。
 チケット取り扱いTEL075・256・1707(京都映画センター)、TEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:59781。

今に息づく着物─伊兵衛織創作展

伊兵衛織創作展サムネール

 5月25日(火)~5月30日(日)10時~19時(最終日16時まで)、ギャラリー吉象堂(京都市中京区三条通柳馬場東入ル中之町11西村吉象堂2F。地下鉄「烏丸御池」より徒歩8分)TEL075・221・3955。
 「一年中単衣で着る紬」のキャッチフレーズがふさわしい伊兵衛織は、遠州浜松で生まれて育て上げられました。やや太目の絹糸を使い、手染・手織で一反ずつ心をこめて創り上げた織物です。
 深見のある色あい、しなやかな着味。伊兵衛織は伝統に現代的な活動性を持たせた逸品です。

─手染・手織 伊兵衛織

 問い合わせTEL053・434・1835(織元「手染・手織 伊兵衛織」)。

今尾栄仁個展─ほとり─

今尾栄仁 個展 ―ほとり―より『ほとりの森/30号 F』 5月25日(火)~5月30日(日)12時~19時(最終日17時まで)、ギャラリーヒルゲート1F(京都市中京区寺町通三条上ル西側。地下鉄東西線「京都市役所前」5・6番出口より寺町通を南へ)。
 問い合わせTEL075・231・3702(1F事務所)/TEL075・252・1161(2F画廊内)/FAX075・231・3750。
今尾栄仁ホームページ『水の記憶』

渡邉季史子作品展「深呼吸する植物」

渡邉季史子「深呼吸する植物」 5月25日(火)~5月30日(日)13時~20時(最終日18時まで)、立体ギャラリー射手座(京都市中京区三条小橋東入ル フジタビル地階。京阪本線「三条」・地下鉄東西線「三条京阪」5番出口より西へ徒歩2分南側。Pなし)TEL075・211・7526。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
 問い合わせTEL/FAX075・211・7526(立体ギャラリー射手座)。

第8回 オクノ良平木版画展

第8回 オクノ良平木版画展 5月24日(月)~5月30日(日)11時~18時(初日12時~、最終日17時まで)、ギャラリー・サクロ(京都市北区北大路室町西入ル北側〔立命館小学校西隣〕。地下鉄烏丸線「北大路」3番出口より西へ徒歩約5分)TEL075・491・5155。
 問い合わせTEL/FAX075・491・8988(奥野)。

ベートーヴェン35のソナタ vol.4 多川響子ピアノソナタ完全全曲リサイタル

 5月23日(日)15時開演(14時開場)、バロックザール青山音楽記念館(京都市西京区松尾大利町9-1。阪急嵐山線「上桂」より西へ300メートル。Pなし)TEL075・393・0011。※ご来場の際には、公共の交通機関をご利用ください。
 ベートーヴェンのピアノソナタといえば、一般に32曲と思われています。しかしそのほかに彼が11歳~12歳の時(ボン時代)に書いた3曲の選帝侯ソナタがあり、これらは少年時代のエネルギーに満ち溢れ、また後々の偉大な作品を予感させるような充実した3曲です。ベートーヴェンの創作時代全体をカヴァーするためにはこれら3曲も不可欠であり“35曲”でベートーヴェンの全生涯を概観したいと考えます。
 今回この35曲全曲を演奏するということは私にとって大いなる『挑戦』です。私の人生においてこれからの3年間は非常に重要でまた生き生きとした時間になることでしょう。ベートーヴェンの無限の苦悩や喜びを含め、彼の人格の発展ともいうべきピアノソナタ全曲に迫りたいと思います。

「ベートーヴェン35のソナタ」に寄せて─ 多川響子

 プログラム=ベートーヴェン/ピアノソナタ第27番ホ長調 op.90、ピアノソナタ第26番変ホ長調 op.81a「告別」、ピアノソナタ第7番ニ長調 op.10-3、ピアノソナタ第8番ハ短調 op.13「悲愴」。
 ※開演前14時半から、音楽評論家横原千史氏と多川響子による聴き所や解説を盛り込んだプレトーク開催
 当日3500円(前売り3000円)。全席自由。※未就学児入場不可
 チケット取り扱いTEL075・393・0011(青山音楽記念館)、TEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:100-597。
 問い合わせTEL075・251・1771(オフィス池山)、TEL075・231・1086(ラ・ファーチェ企画)。

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開館35周年記念特別展 木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」展

 4月24日(土)~8月1日(日)10時~17時(月曜[但し5月3日・7月19日は開館]7月20日(火)休館。入館16時半まで)、京都思文閣美術館(京都市左京区田中関田町2-7。市バス「百万遍」下車。京阪本線「出町柳」今出川2番出口より徒歩5分。Pなし、周辺に有料あり)TEL075・751・1777。
 版画のみならず、ガラス絵、板絵、書、陶やポスター、カレンダーなどあらゆる分野に果敢に挑戦し、京都から世界へ発信し続ける芸術家・木田安彦。
 デザイナーとして出発し、唯一無二の木田版画を確立した木田は、昨年「西国三十三所」を最後に、35年間の版画家としての活動に終止符を打ち、刀を置きました。それは一方で、絵画による新たな可能性を探求し、芸術の高みを目指す画家・木田安彦としての始動を意味します。
 思文閣美術館は、今年開館35周年を迎えるにあたり、記念特別展として、木田安彦の世界「富士百観とふるさとの名山」展を開催します。
 一般800円(前売り650円)、大高生500円(前売り400 円)、中小生300円(前売り200円)。
 ※障がい者手帳所持、当日券に限り当日料金の半額、介助者1人まで無料。
 チケット取り扱いTEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:55077、髙島屋京都店チケットショップ、大学生協京都連合、ジュンク堂書店(京都店)ほか。
 問い合わせTEL075・751・1777、FAX075・762・6262、artm@shibunkaku.co.jp(京都思文閣美術館)。

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桂千朝・桂こごろう 第2回京都二人会

 5月22日(土)18時開演(17時半開場)、京都府庁旧本館2F正庁(京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町。地下鉄烏丸線「丸太町」2番出口より徒歩10分)。※新町通側東門からお入り下さい。
 東の旅はおなじみ喜六、清八二人連れの伊勢参り行き帰りの道中、合わせて20以上の噺から成る。
 歩いて大阪を出発し、暗峠を越え、奈良から伊勢、伊勢神宮、帰りは琵琶湖に出て船で大津へ、京の三条から街道を下り、伏見、寺田屋の浜より三十石舟で大阪へ帰るという長編シリーズの旅ネタである。
 煮売り屋は奈良から伊勢へのどかな景色の中、噺は七度狐へと続いて行く。
 三十石はこの旅の最終章で、龍馬も乗ったといわれる三十石舟が舞台となる。
 
 演目=─東の旅より─、桂佐ん吉「煮売り屋」、桂こごろう「七度狐」、桂千朝「三十石 夢の通い路」。
 終了後、抽選会あり。
 木戸銭2200円(前売り2000円)。
 問い合わせTEL090・6052・6803(ふぃーゆ/14時~20時)。

心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)講習会

 5月22日(土)13時半~15時半、京都YMCA(京都市中京区三条通柳馬場角。地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」南5番出口より三条通を東へ徒歩約5分)。
 心筋梗塞などで心臓突然死する人の数は、年々増加傾向にあります。それに反し、心肺停止患者の救命率は欧米諸国に比べ極端に低い、というのがわが国の現状です。
 この救命率の低さは、救急車を呼ぶだけであとは何もしない、あるいはどう対処したら良いかわからない、など発見者あるいはそばにいる人の救命知識(心肺蘇生法など)の不足が大きな要因といえます。
 心臓停止患者を3分間放置しただけで、死亡率は実に50%となり、5分後にはさらに高率となります。心肺停止患者にとって救急隊が到着するまでのこのわずかな時間が生死を左右し、社会復帰できるか否かを左右します。
 今回、中京消防署専門官による心肺停止患者さんへの蘇生法及びAEDの操作方法を学びます。事前に参加申込みをされた方には、消防署より普通救命講習修了書が交付されます。
 参加費300円。定員30人(申し込み順)。
 申し込み・問い合わせTEL075・231・4388、vb@kyotoymca.or.jp(京都YMCA)。
京都YMCAボランティアビューロ

京都学生狂言研究会「皐月狂言会」

 5月22日(土)・5月23日(日)、御香宮神社境内能舞台(京都市伏見区御香宮門前町。京阪本線「伏見桃山」・近鉄京都線「桃山御陵前」・JR奈良線「桃山」いずれかより徒歩5分)TEL075・611・0559。
 皐月狂言会は、京都学生狂言研究会とOB会による大蔵流狂言の発表の場です。
 今回の公演は、龍馬が愛した街・伏見の御香宮神社にて、人気曲の「附子」「千鳥」「仏師」など、見所たっぷりでお送りします。
 入場無料、入退場自由。
 問い合わせkyodai_kyogen@yahoo.co.jp(京都大学狂言会)。
 主催=伊呂波会、同志社大・京都大能楽部狂言研究会(京都学生狂言研究会)。
 指導=木村正雄、網谷正美(大蔵流狂言師)。

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