クリスチャン・リゾー D’après une histoire vraie─本当にあった話から
10月12日(土)・10月13日(日)19時開演(15時15分開場)、京都芸術劇場春秋座(京都市左京区北白川瓜生山2-116。市バス「上終町・瓜生山学園 京都芸術大学前」下車すぐ。駐輪所あり〔原付・バイクの駐車不可〕、Pなし)TEL075・791・9207。
半袖のシャツとデニムパンツ、裸足。薄暗い舞台にあらわれた8人の男たちは、静かなユニゾンから踊りをはじめる。ほどなくして2人のドラマーが彼らに合流する。ダンサーは、ふたりで、あるいは群れで同期しあい、かと思えば、ふと群れから外れたひとりにもなる。合流と離散、反復と展開は目まぐるしくも緊密に組み立てられていて、ひとときも目を離す隙がない。そして、端正な構成の中にありながら、彼らの身体はふつふつと熱を帯び、興奮が脈打ち――。
クリスチャン・リゾーは、舞台芸術のみならず、造形美術、音楽、ファッションなど幅広い分野に通じ、マルチな才能を発揮してヨーロッパのアートシーンを牽引してきた。現在は国際振付研究所(ICI)を芸術監督として指揮する、ヨーロッパのコンテンポラリーダンス界の重鎮だ。
2013年にアヴィニョン演劇祭で初演された本作の原点は、そのまた更に10年ほど前、リゾーがイスタンブールで男性の踊り手たちによるダンスを目撃し、鮮烈な印象を抱いたことに遡る。あるダンスが、時を隔てて別のダンスの誕生を促していく。連綿と続いてきたダンスという営みの一瞬間を、わたしたちも目撃する。
一般4500円、ユース(25歳以下)・学生3000円・高校生以下1000円、ペア前売り8500円。
※全席指定
※未就学児入場不可
※10月13日の回、ポスト・パフォーマンス・トーク・託児あり
※ペアチケットは8月9日より販売(KYOTO EXPERIMENT チケットセンターにて取扱い))
チケット取り扱いTEL075・791・8240(京都芸術劇場チケットセンター/平日10時~17時)ほか。
問い合わせTEL075・213・5839(京都国際舞台芸術祭実行委員会 事務局/〔6月~7月〕平日11時~17時、〔8月〕月~土11時~19時) ほか。
【関連イベント】
ワークショップ/10月13日(日)10時~12時、同会場
対象=何らかのトレーニングを受けているダンサーやパフォーマー、ダンスを学ぶ学生
ファシリテーター=クリスチャン・リゾー
1000円。
二人だけの劇場セザンヌ 42周年 特別招待公演
10月12日(土)18時開演(17時半開場)・10月13日(日)12時開演(11時半開場)/17時開演(16時半開場)、二人だけの劇場 セザンヌアトリエ(京都市南区東九条北烏丸町33〔BooksENDO2F〕。地下鉄烏丸線「九条」より徒歩3分)TEL075・205・1733。
【第一部】トークセッション
トーク=井手川泰子
【第二部】一人芝居『火を産んだ母たち』
作=井手川泰子
脚色・出演=遠藤久仁子
【第三部】劇団やしゃぶし現代狂言『穴』
作=ふじたあさや(上野英信 著「追われゆく抗夫たち」より)
演出=隅田知明
出演=野口和夫、本松陽子、藤島可利、中野大樹
一般・シニア2000円、学生1000円、小~高校生500円。
※定員30人
申し込み・問い合わせTEL075・205・1733、FAX075・672・3426(セザンヌアトリエ)。
ハンガリー語初級② 第5期「ハンガリー語のおもてなし」
10月12日(土)・10月26日(土)・11月9日(土)・11月23日(土)・12月7日(土)15時~17時(14時50分頃よりzoom入室受付)、オンランでの開催。
ハンガリーのおもてなしを体験し、民族性や日常生活のルールについて、複数形でも話せるようになります!
今年の秋、ハンガリーの田舎へ出発します。
大家族が集う食卓を囲み、肉だしスープの豊かな香りやうまみを味わいながら、村の日常のお話を聞きます。このお話は、家族がほっこりして食事に専念しているときでも、いつもずっと手を動かしているハンガリーのおばあちゃんのお話しです。
蜂蜜入りのケーキが出てきたら、家族のみんなで話し始めて、話題がどんどん広がっていきます。あなたもお客さんとして会話に交ざってみて、気になることをハンガリー語で質問してみましょう。
「ハンガリー人はどんな人たちなのでしょうか。」
「世間一般や家庭内のルールにはどういうものがあるのでしょうか。」
大家族のみんなはハンガリー・ジョークを挟みながら、元気よく答えてくれます。そんな時間を過ごすうちに、気がつけばあなたは所有格や不定形、名詞と形容詞の複数形への理解を深め、ハンガリーならではの最高のおもてなしを体験します。
講師=パパイ・エステル
4200円(全5回)。
※中学生以下の方、障がい者の介助人は3人まで無料。申し込みフォーム備考欄に要記入
※これまでに同講座、イベントに参加したことのある方は上記金額より200円割引
チケット取り扱い WEB申し込みフォーム または、氏名・講座名・人数を明記し✉kokopelli.magyar@gmail.comまで申し込み
※初回当日の11時、締め切り
問い合わせ✉kokopelli.magyar@gmail.com(ハンガリー語講座、担当:星子、エステル)、TEL090・8208・3827(NPOココペリ121学術文化部門、担当:長見)。
第3回 桂米二 彦根寺子屋 ひとり会
10月12日(土)14時開演(13時半開場)、アートサロン寺子屋(滋賀県彦根市河原2丁目3-6。JR「彦根」駅より徒歩15分)TEL0749 ・22・1601。
出演=桂米二(三席)
演目=当日のお楽しみ
※お茶・お菓子付き
一般3500円(前売り3000円)。
※板間席(クッション有)・椅子席
※限定40席
申し込み・問い合わせTEL090 ・3679・1601(アートサロン寺子屋/平日11時~17時)、TEL080 ・5338・7331(桂米二予約センター)ほか。
松本奈々子&アンチー・リン(チワス・タホス)『ねばねばの手、ぬわれた山々』(KEX2024)
10月12日(土)~10月14日(月)、THEATRE E9 KYOTO(京都市南区東九条南河原町9-1。JR・京阪本線「東福寺」より徒歩7分。Pなし)TEL075・661・2515。※ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい
奥深い山は古来、周縁化された未知の存在が住む場所として描かれてきた。日本各地の民話では、老婆の姿をした山姥が山に棲む妖怪として登場する。台湾の原住民族タイヤル族のオーラルストーリーによると、女性のみのコミュニティが山の奥深くにあるテマハホイという場所に住んでいるという。ではもし、日本と台湾の山が国境を越えてつながって、山姥とテマハホイの人びとが出会ったとしたら?
『ねばねばの手、ぬわれた山々』はチーム・チープロのメンバーとして東京を拠点に活動するダンスアーティストの松本奈々子と、タイヤル族にルーツをもち、現代美術家のアンチー・リン(タイヤル名はチワス・タホス)による初めての共同プロジェクトだ。丹念なリサーチに基づいてテクストと振付を構築する松本の「妖怪ボディ」メソッドと、文化とジェンダーのアイデンティティを探求するリンのクィア的アプローチが重ねあわされ、劇場にトランスナショナルな山が出現する。彼女たちはどんな声で語りだすのだろうか。
一般前売り3000円、ユース(25歳以下)・学生2500円、高校生以下1000円、ペア前売り5500円。
※全席自由
チケット取り扱いTEL075・746・3201(ロームシアター京都チケットカウンター/10時~17時[無休。臨時休館日等により変更の場合あり])ほか。
問い合わせTEL075・213・5839(京都国際舞台芸術祭実行委員会 事務局/7月〔平日11時~17時〕、8月〔月~土11時~19時〕)。
【公演日時の詳細】
10月12日(土)14時
10月13日(日)14時/18時★
10月14日(月)14時★
★=ポスト・パフォーマンスあり
2台のマリンバとピアノによるコンサート~秋麗(あきうらら)名曲とともに~
10月12日(土)14時開演(13時、受付・開場)、京都生涯学習総合センター(京都アスニー)4Fホール(京都市中京区丸太町通七本松西入ル。市バス「丸太町七本松」または「京都アスニー前」下車。有料Pあり)TEL075・812・7222。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
出演=髙藤摩紀(マリンバ)、栗原幸江(マリンバ)、武田早智(ピアノ)
プログラム=エルガー/威風堂々、モーツァルト/クラリネット協奏曲K.622 Op.24イ長調より
第2楽章「アダージョ」、滝廉太郎(朝吹英一編作曲、「荒城の月」変奏曲、ピアソラ/ル・グラン・タンゴ、ビゼー/カルメン ほか
一般1200円、高中小生800円
※要予約
※全席自由
※未就学児入場不可
※親子(保護者・引率者等と中小生が同伴の場合)・障がい者とその同伴者1人、割引あり
※定員350人
チケット取り扱いWEB申込みフォーム
問い合わせTEL075・812・7222(京都アスニー事務係/受付9時~17時。火曜休、但し祝日の場合翌平日)。
竹結びフェスタ2024
10月12日(土)13時~19時半、京都市洛西竹林公園子どもの広場(西京区大枝北福西町2丁目300-3。市バス「南福西町(竹林公園前)」下車 徒歩約5分。P無し)。※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください
竹を使った遊びや体験、ステージに美味しいものが盛りだくさん!
・ワークショップ(竹染め体験、竹紙おりがみ)
・竹あそびエリア(竹ボウリング、竹の輪投げ、竹とんぼ飛ばし等)
・ステージ企画(キッズダンス、音楽バンド等によるライブステージ)
・物販・飲食コーナー(両市の特産品を使ったグルメが味わえるキッチンカー等の出店)
※小雨決行
問い合わせtakemusubi.festa[at]revent.co.jp(竹結びフェスタ実行委員会)
【同時開催】
かぐやの夕べ/10月12日(土)・10月13日(日)、17時半~20時、竹の径周辺。※小雨決行
京都府景観資産」「京都府文化的景観」に選定された竹の径(みち)で、放置竹林から伐採した竹を用いた約4000本の竹筒に水ろうそくを浮かべた竹行灯(たけあんどん)を設置。
竹林や竹垣を照らし、幻想かつ幽玄的な世界へと誘う1年で1度のライトアップイベント。
地元グルメを楽しめる飲食エリアでは、唐揚げなどの定番メニューからスイーツまで盛だくさん
森萌衣─喋々喃々
10月12日(土)~10月19日(土)10時半~18時(最終日17時まで)、梅軒画廊(京都市中京区烏丸通四条上ル笋町682。地下鉄烏丸線「四条」または阪急京都線「烏丸」22番出口より北へすぐ)TEL075・221・3510。
作家セレクトによる作品カード集の販売あり。
問い合わせTEL075・221・3510(梅軒画廊)。
HaikuとHaiga ─ 芭蕉と蕪村、二人のカリスマ─
10月12日(土)~1月19日(日)10時~17時(12月3日・12月30日~1月1日、休館。入館は16時半まで)、嵯峨嵐山文華館(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11。嵐電(京福電鉄)嵐山本線「嵐山」駅下車、徒歩5分)TEL075・882・1111
同展では松尾芭蕉直筆の《ふる池や》短冊や、同じく芭蕉が自ら筆をとって描いた絵が添えられた《野ざらし紀行図巻》、蕪村が直筆で俳句と絵を描いた《いかだしの》等、俳句そして俳画の秀作を紹介。
一般・大学生1000円、高校生・障がい者と介添人1人まで各600円、中小生400円、幼児無料。
※上記料金で、常設展「百人一首ヒストリー」観覧可
※福田美術館との二館共通券(一般・大学生/2300円、高校生・障がい者とその介添人1人まで/各1300円、中小生750円)
問い合わせTEL075・882・1111(嵯峨嵐山文華館)。
【関連イベント】
「はじめての句会体験」/10月26日(土)13時半~15時半、同館2F
講師=内橋可奈子
2000円。※入館料別
※要予約 こちら
※定員=15人
講演「和歌から枝分かれした俳句」/12月7日(土)13時半~14時半、同館2F畳ギャラリー
講師=吉海直人(同志社大学特任教授)
無料。※要入館料
※予約不要
人形 心をうつす 有職御人形司十二世 伊東久重展
10月12日(土)~10月15日(火)10時~17時、虎屋京都ギャラリー(京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400。地下鉄烏丸線「今出川」より徒歩約7分)TEL075・431・4736。
入場無料。
※会場の都合上、祝花等不可
問い合わせTEL075・ 461・2922 (伊東)。