京童 十七文字のうた

父植毛娘は脱毛という平和

父植毛娘は脱毛という平和
 同じお洒落であっても髪の毛と体毛、薄いと濃い、父と娘では悩みが正反対だけれどこんな程度の悩みでは平和なもの。
「ユーモア川柳傑作大事典」(新葉館出版)より
2009年5月10日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

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