京童 十七文字のうた

奈良線に乗ると今でもキュンとなる

奈良線に乗ると今でもキュンとなる
 作者は宇治市内に住んでいる娘さんである。JR奈良線は近鉄電車とは並行しているが、都会を走る近鉄と昔ながらのJR線では大分雰囲気が異なる。奈良線には独特のローカル色豊かな田園風景が広がっている。小さいころから住み慣れた所を電車で走ると幼い日の思い出が胸に迫ってくる。
京都番傘川柳会「御所柳10月号」より
2009年10月25日 10:00 |コメント0
選者:八木勲 プロフィール
1939年、京都市生まれ。61年、同志社大学卒業後、広告会社に勤務。川柳を各紙に投稿し、98年、「今ワシは何党かねと秘書に聞き」の作品で「毎日新聞万能川柳年間大賞特別賞」を受賞。03年には「週間しんぶん京都民報」にエッセイ「川柳世相つれづれを」連載。著書に「一駅一章 世相あれこれ五七五」(新葉館出版)。「川柳瓦版の会」同人、「京都番傘」同人。08年から「週間しんぶん京都民報」の読者の文芸の選者を務める。
八木 勲の世界 「世相あれこれ五七五」川柳&冠句

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