ニシキユリ【ヒヤシンス科ヒヤシンス属】
量感のある葉と花房。春の大冠のように土から顔を出すヒヤシンス。立派な花を付けるのは、もっぱら父が買った栄養をたっぷりと蓄えた新しい球根から生えたもの。でも、庭には自力で1年を超して花房をつける株のほうが多い。見栄えはしなくとも、精一杯美しい。
量感のある葉と花房。春の大冠のように土から顔を出すヒヤシンス。立派な花を付けるのは、もっぱら父が買った栄養をたっぷりと蓄えた新しい球根から生えたもの。でも、庭には自力で1年を超して花房をつける株のほうが多い。見栄えはしなくとも、精一杯美しい。
「春になればヒヤシンスが点在する庭が楽しめる」と、新たに買ってきた球根は父が好きな場所にスコップで植える。こうして、芽が出てこないと何処に植えたか分からないヒヤシンスは年々増えた。場所が分からないのはヒヤシンスばかりではなく、春になってようやく所在を知らせてくれる植物のひとつにムスカリもある。咲き始めて三角の紫帽子を群生させると、ちょっと異国のガーデン風情。鼻の奥をくすぐる青みがかった甘酸っぱい春の匂い。
球根の植物は花が終わると掘り返して乾燥させておくと本には書いてあるけれど、そんなことはしないでそっと地中に寝かせてやることにしている。だから、古い株は貧弱な花しか付けなくなるけれど、それも自然な趣。
球根の植物は花が終わると掘り返して乾燥させておくと本には書いてあるけれど、そんなことはしないでそっと地中に寝かせてやることにしている。だから、古い株は貧弱な花しか付けなくなるけれど、それも自然な趣。
こんにちは。小学生の時に、水栽培をしました。「錦百合」というのですね。花の形が、百合に似ています。また一つ覚えました。ムスカリは、葡萄の房のような小さな集まりが開くと、可愛らしいです。 今日、植木鉢を移動したらダンゴムシがいました。