京都民報
なるほど京都

京の菓子暦

茶の湯と京文化に磨かれ、育まれた京の和菓子。四季折々の京の和菓子を紹介します。

甘楽花子 坤庵

  • 向うが黄色に染めた白餡、手前がこなし。
  • 麺棒を使ってこなしを伸しひろげます。

  • 物差しで長さを計りながらの作業です。
  • 白餡は色を付ける際に適当な軟らかさにしておきます。硬いと「す」が出来ますし、軟らかいと切り口が見苦しくなります。

  • こなしの型に合わせて白餡をラップの上で伸しひろげます。
  • 向こう側、巻き終わりの部分を少し残すように餡を重ねます。

  • 手前からしっからと巻き上げます。
  • 円筒状に巻き上げます。

  • 巻き上がったら太いところ、細いところのないように整えてやります。

完成
好みの厚さに切り出して、出来上がりです。