相談内容:
相談内容:2007年1月より子会社へ出向を命じられたYさん((男性・59歳)の勤務先は、滋賀県境のトンネル料金所、京都市内の自宅からバスを乗り継いで最後は歩道がないトンネル内を20分歩いて、2時間半かかるという長い通勤時間。職場は職員の不誠実な勤務態度、金銭の不正問題、売上減などの問題を抱えており、次期請負契約を獲得するために、体質改善の任務をYさんに課していました。
ところが仕事内容は、(1)泊まり勤務を含む不規則で深夜交代もある20時間に近い拘束時間が長い勤務、(2)持ち帰りの仕事がザラにある、(3)通勤時間が長く睡眠時間が確保されない、(4)職場内の従業員の非協力的な状況によるストレス…などがあり、業務上災害として決定されました。命は取り留めたが、失語症などがあり、現在リハビリに励んでおられます。