おでかけレポート
はじめての着付け教室
3月1日、泉商店さんで第1回目の着付け教室を開催しました
「着物で帰宅」組で記念撮影
お稽古はまず、肌襦袢の着方から。二部式の場合は肌着をつけ、裾除けはぐるっと巻いて、力布の部分をぐっと折り返して引き上げます。そうすることによって、腹部をおさえて補正の意味もあるそう。土台をきちんとこしらえることによって、腰紐がズレにくくなり、着崩れを防ぐ意味もあります。
「着物で出かけるのは初めて」というHさん。花唐草の小紋に紫の洒落袋帯で文庫結びがカワイイ。
「着物は10年ぶり」というNさん。紺の黄八丈に山吹色の名古屋帯で、オーソドックスに一重太鼓に。
さて、ひととおりのお稽古の後は、着物で帰る方、洋服で帰る方と、それぞれ思い思いに着替えてお終い。
お稽古のあと、今回は和菓子屋さんへ移動します。
お抹茶と「都の錦」
こちらは、裏千家にも上菓子を納めているお菓子屋さん。ご主人はお茶の準教授。皆さん、お好みのお菓子を選んで、お抹茶でいただきました。この日のお菓子は、都の錦、夜来香、ひちぎり、草餅などなど…。
お菓子をいただきながら、ご主人の菓子談義をうかがいました。なにごとにつけ、「広く浅く」さまざまなことに興味をもって遊びごころを忘れぬことが、創作のもとになるとか。餡に使われる小豆の種類なども見せていただきました。和菓子には実によく「小豆」が使われていますが、同じ小豆でも煮方、さらし方で味も舌触りも違ってくるもの。それぞれの特徴を活かして最良のお菓子に仕上げるのだそうです。
興味深いお話と美味しいお菓子に、生徒さん同士も話がはずみます。ひとしきりおしゃべりして、3時半ごろ解散しました。着付けだけにとどまらず、「着物でのおでかけ」まで企画した今回の着付け教室、なかなか楽しんでいただけたようです。
コメント
先日はお世話になりました。
今まで自己流でなんとか着るには着ていたんですが、やはりきちんと先生に教わると全然違いますね。衣紋抜きがキレイにできました。長襦袢の着付けって、大事なんですね。
着物は大好きなのですが、いつの間にか「着ていく所がねぇ…」と、袖を通すこともなくなってしまっていたので、こういう「お出かけ付き」教室はうれしいです。
また面白い企画期待してます!
投稿者: けろっぴ | 2008年3月24日 15:28