おでかけレポート
着物でお茶を一服…着付け教室「あめや藤本」
4月12日、あめや藤本さんでの第1回目の着付け教室を開催しました
先生の説明を聞きながら着付け
簡単帯結びの説明を聞く
お手前の後はお道具の拝見
設えも春らしく、軸は松尾芭蕉の句、花入れは青磁筍花瓶と少し季節を先取り。お花は八重桜と花蘇芳に、新芽の赤が鮮やかな紅柏と、これも春の息吹が感じられるもの。釜はこの季節だけに使われる釣り釜。五徳(ごとく)を使わず、天井から鎖で釜を吊り下げますので、所作にしたがってなんとも優しげにゆらゆら揺れ、その風情が柔らかな春風を思わせます。
何とも優雅な中でまず主菓子をいただき、今回は「お濃茶」をいただきました。初めて濃茶をいただいた私は、ドロッとした濃さにびっくり。口に含むと苦さとともにほんのりとした甘さを感じました。
二条城にて、しだれ桜がキレイ~
次にお干菓子と「お薄」をいただき、最後に口直しに「白湯」をいただきました。
お茶席の後は、近所の菅神社へ行き、名残りの桜を愛で記念写真。それから二条城の夜間ライトアップへ。この時期、着物姿の人は無料! 昼間は春の陽気が暖かいものの陽が落ちると少し肌寒く、「花冷え」の雰囲気の中、園内の枝垂れ桜や里桜、山桜などさまざまな種類の桜を楽しみました。