フランス
author:京チャン・菜チャン
世界で一番強い国と言えばニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアということになるが、世界で一番楽しいラグビーをする国といえばフランスです。
私の個人的な感想でいえば第1回ワールドカップでフランスがイングランドと対戦した時、劣勢の中でグラウンドいっぱいにボールをまわし、FW・BK15人が一体となってのトライをとったプレーが一番印象に残っている。
たしかにスポーツは結果であり勝つことである。しかしラグビーは15人がいかにボールをつなぎゴールに運ぶか―この連続プレーが私にとって大きな価値を持つものである。
まさに私のこのような夢をかなえてくれるのがフランスである。
フランスはワールドカップでも常勝国ではないが、フランスの自由奔放なラグビーがなければ世界のラグビーは発展しないのではないかと思う。
フランスはこれからも“シャンパンラグビー”にみがきをかけてニュージーランドや南アフリカの強豪国にひとあわ吹かせる存在で引き続きあってほしいと思う。
- エンブレム…ルコック(雄鶏)
- チームネーム…レ・ブルー
- ヘッドコーチ…マルク・リエヴルモン
- キャプテン…リオネル・ナレ
- W杯最高成績…準優勝(‘87、‘99)
July 15, 2008