オージーはラグビー好き!?(4) 「やっぱりラグビー大国」
さて、オーストラリアでのラグビー人気の順位はというと、1位オージーボール、2位リーグ・ラグビー、3位ユニオン・ラグビーなんだそうです。まあ展開が速いもの順みたいな感じがしますが。なんでも、公立学校ではリーグ、私立学校ではユニオンをやるという傾向があるそうです。
ケアンズから世界中のセレブが別荘やコンドミニアムを持つゴールド・コーストへ。ブリスベン空港からゴールド・コーストに向かうハイウェイの途中、リーグ・ラグビーワールドカップの看板が目に入りました。近くにサンコープスタジアムというラグビー場があるそうです。ラグビー熱の感じられなかったケアンズとは違った展開を期待しつつ、車が中心街に入るとなにやら渋滞模様。翌週末にインディが開催されるため、公道をレース仕様にするのとスタンド設置などで車線が減らされていたからでした。ゴールド・コーストのインディ開催は恒例というかとても有名で、このレースを見るために、トム・クルーズが買ったコンドミニアムがあれだ、と運転手さんが高層ビルの最上階を指差しました。
結論から言うと、ゴールド・コーストでもラグビー熱は一切感じませんでした。まあ当然といえば、当然、このまちはサーファーズ・パラダイスといわれる中心地に象徴されるように、世界的なサーファーのまち。泥臭いラグビーはちょっと似つかわしくない感じでした。
それでも、サンセットクルーズのガイドをしてくれた千葉県出身のアキラさん(高校時代ラグビー部でポジションはFL)は、郊外に行けばラグビーチームがたくさんあって、子どもたちはみんなラグビーやっているよ、と教えてくれました。
帰りのブリスベン空港。ジェットスター航空のチェックインカウンター前に、NRLのタイタンズの大きな看板。なんとゴールド・コーストはタイタンズのホームでした。そしてジェットスターがメーンスポンサー。リーグやユニオンの違いはあれ、オーストラリアはやっぱりラグビー大国なんだと感じて飛行機に乗り込みました。