京の地酒

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酒造りの道具

ぐり桝(水きり桝)

 (1)水を汲みながら計量する (2)醪(もろみ)仕込みの水汲み (3)できた酒母をくみ出しながら計量する などの作業に用いました。取っ手を片手で持ち、常に桶を水平に保ちながら正確な容量を計り、担い桶や試桶に入れました。取っ手が円筒形で、左・右へ自在に回転するようになっています。
 用材は杉、竹のほか、アルミ製のものもありました。昭和30年代頃まで用いられていました。

使用工程:酛(もと)つくり工程醪つくり工程