京の地酒

　酒を過ごした翌日の二日酔いは辛いですね。体のためにも「飲みすぎないこと」がいちばんの対策ですが、楽しさについつい杯がすすんでしまうのもよくあること。二日酔いの対処法、ご存知ですか。

飲む前・飲む時に

• お酒を飲む１、２時間前に乳製品を食べると胃をガードしてくれます。
• ウコンやグレープフルーツ等、二日酔い防止に効くサプリやフルーツを摂取する。
• 空腹時の飲酒は、胃や小腸からのアルコール吸収が早くなり、肝臓に負担がかかります。料理と一緒にいただきましょう。特に、豆腐などの高たんぱく低脂肪の食品が良いとされます。
• 飲みながら適宜水分補給。脱水症状が軽減され、肝臓の負担を軽くすることができます。
• 飲んだ日は、寝る前にも水分補給。スポーツドリンクは水分と同時に糖やナトリウムを補給できるので効果的です。

飲んだ翌日に

• とにかく寝る。二日酔いの特効薬は「睡眠」です。十分睡眠をとりましょう。
• アルコールの利尿作用によって、体は脱水症状に陥っています。水分を十分摂りましょう。
• 熱い風呂やサウナで汗を流すのは、心臓の弱い人など、健康状態によっては危険な場合もあるほか、毛細血管が広がることにより肝臓への血流が減り、代謝が効果的に行われないなどの報告があります。
• いわゆる「迎え酒」は、二日酔いの不快感をアルコールで麻痺させているだけです。体への負担が大きく、絶対に行うべきではありません。

いちばんの対処法は、おいしい料理とともにおいしくほどほどに飲むこと！　適度な飲酒は健康にもよいとされています。体を気遣いながらおいしく飲んで、日本酒を楽しみましょう！