京の地酒

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酒造りの道具

暖気壷(だきつぼ)

 暖気樽以前に使用されいてたとも言われます。陶器は熱伝導が早いので50~70度C程度の湯が使われます。暖気樽同様、酛(もと=酒母)の温度を上げ、糖化を促すために用いました。9リットル入りのものと18リットル入りの二種類の大きさがあり、9リットル入りのものは小型の樽にも入るため、少量しか仕込まない吟醸酒用などに現在でも用いている酒蔵もあります。

使用工程:酛(もと)つくり工程