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独断と偏見?に基づくお酒の選び方

08年10月14日(火)

 こんにちは、酒リーマンです。みなさんは日本酒の日はいかが過ごされましたでしょうか。こちらは予想通りお酒を呑んでいました。しかも大阪で日本酒ゴーアラウンドという企画に参加して呑んでました。この企画がまたディープでして、日本酒の日をイメージした缶バッチを500円で購入すると七店舗で一杯日本酒を無料で呑める。という素晴らしい企画でした。もちろん呑みすぎた私は夜中の3時ぐらいに帰宅する羽目になりました(笑)。

 さて今回のブログは『独断と偏見?に基づくお酒の選び方』というテーマで書いていきたいと思います。
 みなさんがお酒を選ぶときの基準というのはどういったものでしょうか。家でまったりと呑むお酒、外でしっとり飲むお酒、デートでうっとり飲むお酒などTPOによって変わってきますが今回は家でまったり呑むお酒について書きたいと思います。

 個人的にまったり呑むお酒といったときには、燗酒をよく呑むので温めても骨格が崩れないお酒が前提となってます。したがって旨味がきちんとのっている(もしくは旨味が隠れている)お酒で無いと燗酒にする意味がないと思っています。香りが派手なお酒というのは燗するとバランスが崩れることが多いのであまりお勧めできません。また香りの派手なお酒は飲んでいる途中で嗅覚が麻痺するので呑み続けることがしんどくなってきます。燗して呑むというのはお酒の旨味を引き出してあげるのが目的なので、燗したらバランスが崩れるようなお酒はわざわざ燗して飲む必要はないでしょう。

 まったり呑むときには旨すぎるお酒もまた問題だと思います。先ほどの香り高いお酒と同様に、どうしても嗅覚が麻痺して呑み続けることができなくなるからです。旨すぎるお酒をどうしても呑みたいときは割り水燗といった手があります。少量の水(お酒の5%くらい)にお酒を加えて燗するといい感じでアルコール度数も下がってまったり呑めます。この呑み方はほんまにおすすめです。

yoi_081014.jpg 最近、京都のお酒で気に入ったお酒があります。伏見の藤岡酒造さんのお酒で蒼空というお酒があるのですがここの七号酵母をつかったお酒が凄くしっくりきます。この前の仕込みから始めたばかりらしいので少量しかないのですが、とっても落ち着いた感じでまだ固いのですが熟成した姿を想像すると思わずにんまりするお酒です。こういうお酒がもっと増えたらうれしいなと思う今日この頃です。
さて今日はどんなアテとお酒を合わせようかな…。