4月17日(土)~6月6日(日)10時~18時(月曜休〔5月3日開館、5月11日休館〕。金曜19時半閉館。入館は閉館30分前まで)、京都文化博物館(京都市中京区高倉通三条上ル。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888。
詠むこと、守ること、伝えること
和歌~やまとうた~は日本の文芸の首座を占め続けてきました。なかでも天皇や院の命で編まれる勅撰(ちょくせん)和歌中の撰者になることは、歌人にとってこの上ない名誉でした。
冷泉家は、平安・鎌倉時代の歌人で勅撰和歌集の撰者となった藤原俊成(しゅんぜい)、定家(ていか)、為家(ためいえ)を祖にもち、歴代が宮廷や武家の歌道師範をつとめた家柄です。京都御所にほど近い同家の蔵には、800年の伝統のなかで蓄積された、勅撰集、私家集、歌学書、古記録などが収められています。それらの書物は「冷泉家時雨亭叢書」として刊行され、全84巻が完結しました。これを機に、守り伝えられた古典籍の精髄を一堂に会し、これまでにない規模で展覧します。
藤原俊成筆『古来風躰抄(こらいふうていしょう)』、定家筆『古今和歌集 嘉禄(かろく)二年本』『後撰(ごせん)和歌集 天福(てんぷく)二年本』『拾遺愚草(しゅういぐそう)』『明月記(めいげっき)』の国宝5点をはじめ、300点以上の重要文化財を前・後期に分けて公開します。美しい料紙と流麗なかな文字の取り合わせがみごとな平安時代の装飾本や、華やかに表装された天皇直筆の書「宸翰(しんかん)」が、みやびな王朝美の世界へと誘います。
一般1200円(前売り1000円)、大高生800円(前売り650円)、中小生500円(前売り400円)。
一般ペア券1800円(前売りのみ。4月16日〔金〕まで期間限定販売)。
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・222・0888(京都文化博物館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:688-911、TEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:57512。
冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展
※前期と後期で全作品入れ替え。
前期:4月17日(土)~5月9日(日)
後期:5月12日(水)~6月6日(日)
記念イベント 「和歌をうたう(披講)」
4月24日(土)13時~(約1時間)、別館ホール。定員200人。要事前申し込み。
和歌は本来、声に出してうたうものでした。冷泉流の披講(和歌に節をつけて読みあげること)の様子を冷泉貴実子氏(冷泉家当代夫人)の解説付きで紹介。
記念講演会
10時半~12時(各回とも)、3F映像ホール。定員300人。要事前申し込み。
4月29日(木・祝)
(1)「冷泉家の伝統と文化」 冷泉貴実子(冷泉家当代夫人)
5月1日(土)
(2)「魅惑の平安私家集」 田中登(関西大学教授)
5月8日(土)
(3)「王朝和歌の出発─『古今和歌集』─」 赤瀬信吾(京都府立大学教授)
5月15日(土)
(4)「冷泉家の歴史と文化」 冷泉為人(冷泉家当代)
5月22日(土)
(5)「奇跡の歌書」 藤本孝一(龍谷大学客員教授)
5月29日(土)
(6)「冷泉家と京都~定家の歩いた京のまち~」 横山和弘(同館学芸員)
応募方法=往復ハガキに「住所、氏名(返信面にも)、電話番号、イベントまたは講演会名(1~6、のうち希望する1つ)」を明記し、同館内「冷泉家展イベント係」へ。先着順。参加者1人につき1枚のハガキで申し込み。無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要)。
https://www.kyoto-minpo.net/event/archives/2010/04/17/post_1817.phphttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpghttps://www.kyoto-minpo.net/event/wp-content/uploads/2015/04/noimage.jpgadmin京都文化博物館美術館 4月17日(土)~6月6日(日)10時~18時(月曜休〔5月3日開館、5月11日休館〕。金曜19時半閉館。入館は閉館30分前まで)、京都文化博物館(京都市中京区高倉通三条上ル。地下鉄「烏丸御池」5番出口より三条通を東へ徒歩3分。有料Pあり)TEL075・222・0888。
詠むこと、守ること、伝えること
和歌~やまとうた~は日本の文芸の首座を占め続けてきました。なかでも天皇や院の命で編まれる勅撰(ちょくせん)和歌中の撰者になることは、歌人にとってこの上ない名誉でした。
冷泉家は、平安・鎌倉時代の歌人で勅撰和歌集の撰者となった藤原俊成(しゅんぜい)、定家(ていか)、為家(ためいえ)を祖にもち、歴代が宮廷や武家の歌道師範をつとめた家柄です。京都御所にほど近い同家の蔵には、800年の伝統のなかで蓄積された、勅撰集、私家集、歌学書、古記録などが収められています。それらの書物は「冷泉家時雨亭叢書」として刊行され、全84巻が完結しました。これを機に、守り伝えられた古典籍の精髄を一堂に会し、これまでにない規模で展覧します。
藤原俊成筆『古来風躰抄(こらいふうていしょう)』、定家筆『古今和歌集 嘉禄(かろく)二年本』『後撰(ごせん)和歌集 天福(てんぷく)二年本』『拾遺愚草(しゅういぐそう)』『明月記(めいげっき)』の国宝5点をはじめ、300点以上の重要文化財を前・後期に分けて公開します。美しい料紙と流麗なかな文字の取り合わせがみごとな平安時代の装飾本や、華やかに表装された天皇直筆の書「宸翰(しんかん)」が、みやびな王朝美の世界へと誘います。
一般1200円(前売り1000円)、大高生800円(前売り650円)、中小生500円(前売り400円)。
一般ペア券1800円(前売りのみ。4月16日〔金〕まで期間限定販売)。
チケット取り扱い・問い合わせTEL075・222・0888(京都文化博物館)、TEL0570・02・9999(チケットぴあ)Pコード:688-911、TEL0570・000・777(ローソンチケット)Lコード:57512。
冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展
※前期と後期で全作品入れ替え。
前期:4月17日(土)~5月9日(日)
後期:5月12日(水)~6月6日(日)
記念イベント 「和歌をうたう(披講)」
4月24日(土)13時~(約1時間)、別館ホール。定員200人。要事前申し込み。
和歌は本来、声に出してうたうものでした。冷泉流の披講(和歌に節をつけて読みあげること)の様子を冷泉貴実子氏(冷泉家当代夫人)の解説付きで紹介。
記念講演会
10時半~12時(各回とも)、3F映像ホール。定員300人。要事前申し込み。
4月29日(木・祝)
(1)「冷泉家の伝統と文化」 冷泉貴実子(冷泉家当代夫人)
5月1日(土)
(2)「魅惑の平安私家集」 田中登(関西大学教授)
5月8日(土)
(3)「王朝和歌の出発─『古今和歌集』─」 赤瀬信吾(京都府立大学教授)
5月15日(土)
(4)「冷泉家の歴史と文化」 冷泉為人(冷泉家当代)
5月22日(土)
(5)「奇跡の歌書」 藤本孝一(龍谷大学客員教授)
5月29日(土)
(6)「冷泉家と京都~定家の歩いた京のまち~」 横山和弘(同館学芸員)
応募方法=往復ハガキに「住所、氏名(返信面にも)、電話番号、イベントまたは講演会名(1~6、のうち希望する1つ)」を明記し、同館内「冷泉家展イベント係」へ。先着順。参加者1人につき1枚のハガキで申し込み。無料(ただし、本展覧会入場券[半券可]が必要)。admin
Author京都イベントなび