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大物は、やっぱりチヌの44.3センチ 「全関西労釣つり大会」結果

“穏やかな海”で、釣果伸びず

 11月3日(月・祭)、関西各地の労釣会実行委員会による(当番、京都労釣会)「全関西労釣つり大会」が、京都、宮津・栗田半島を舞台に開催されました。参加者は、22人。内訳は、4会で、労釣会員19人、非会員3人(奈良6、大阪・東成7、大阪・吹田2+1、京都4+2、※+の後の数字は、非会員)の計22人でした。
 心配された天候も、途中陽が射すなど、まずまず。
 参加者は、田井のカセ・一文字7、島陰の防波堤7、越浜・渚3、磯3、浜辺(投げ釣り)2と、思い思いの釣場に分散。釣り物の狙いも、チヌを筆頭にアオリイカまでと多彩に。
 7時過ぎから(磯は、6時から)競技を開始しましたが、波は何処までも穏やで、変化が乏しく、大物の釣果という面では、厳しい結果となりました。
 検寸開始時刻の午後2時には、「アカン!!」と口々に首をかしげた参加者の渋い顔が早々と並ぶ。中でも、磯組は、波の予報が、2.5メートルと発表されたとたんに、引き上げるように言われて磯を離れたとのことで、磯の上に僅か3時間弱しか居れず、「この渡船は二度と使わない」と憤懣やるかたなしの様子。大型魚は少なかったものの、防波堤とカセ・一文字の魚種だけはグレ・へダイ・ウマヅラハゲ・ハゲ(カワハギ)・メバル・小ダイ・アオリイカ・子アジと豊富なものがありました。
 優勝は、受付・検寸場所の渚で、殆ど“ベタ凪”と云う悪条件の中、納竿直前の1時頃にようやく狙いのチヌをゲットした京都の和田会員が手にし、「京都 渚釣りの第一人者」の面目躍如と言ったところです。一方、カセ・一文字、防波堤はいずれもチヌ狙いでしたが、水温も未だ高く、汐も動かない条件では、渚同様難しい釣りとなりました。また、アオリイカは、検寸を『胴長』としたため、釣季の後半を迎え大型が望める日本海とは言え、やはり競技となると“魚”の寸法には遥かに及ばないこととなるのはやむを得ないことです。
 大会の検寸結果=単純1尾長寸 の上位は次の通りで、幸い各会で分け合う結果となりました。
優 勝 和田三郎(京都)
チヌ(渚) 44.3センチ
準優勝 下山長正(大阪・吹田)
チヌ(磯) 36.6センチ
3位 礒田仁宏(奈良)
グレ(防波堤) 27.6センチ
4位 沼田道治(奈良)
グレ(防波堤) 24.5センチ
5位 坂口晶治(大阪・東成)
グレ(カセ) 22.6センチ
<和田さんの仕掛等>
竿7.2メートル(ヘラ竿の24尺にガイドをつけ改造したもの)、道糸=3号、太鼓リール、ハリス=2.5号、ハリ=チヌ6号、刺し餌=オキアミ、 配合撒き使用。
<釣場の概要と順路等>
宮津・栗田半島各地カセ・一文字、磯は、予約と渡船料必要。島陰防波堤は、釣り料金1,000円、駐車料1台1,000円必要。
順路=京都縦貫終点周知(500+500円)から27号線を経て、再び新設なった京都縦貫「わち」から入り、終点の天橋立まで、1,000円。市内中心部から、約2時間。餌は、市内で用意するか、宮津市内で求める。
<今後の見通し>
チヌは、カセ・一文字、防波堤、渚いずれもこれから好転すると思われます。

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 京都勤労者つりの会(略称:京都労釣会)は、いつでも会員を募集しています。
 フナ、鮎、船など、各種大会を年2回を開催しています。他に、渚釣りの大会、家族ぐるみの企画などもあります。また、ヘラブナ研究部会は、2月と8月を除く毎月、月例会を開催し、年間得点競技を行っています。
 尚、定年退職となった方の場合は、無理に混む休日に釣行しなくても良いのですから、都合が合うもの同士で、班を作るなどしたらいかがでしょう。これから釣りを始めようと考えている方、仲間と楽しくつりをしながら、釣技の向上を図りたい方など誰でも気軽に声をおかけ下さい。お待ちしています。
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TEL075・721・7573 携帯090・8144・2930
事務局長  細野昭 
携帯090・8456・2524(原則13~16時希望)

2008年11月10日


京都勤労者つりの会(京都労釣会)
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