001001_釣行記

惨敗の布目ダムフナつり大会

良型ながら、釣果は2人に止まる

 京都勤労者つりの会(略称:京都労釣会)は19日、奈良県の布目ダムで春のフナつり大会を開催した。参加者は、会員11人で、残念ながら会員外の参加はなし。
 午前9時頃から初夏のような日差しとなり、座っているだけでも汗が出る“夏日”だ。乗っ込み(産卵準備のため浅場にフナが寄ってくる様)・産卵後の一服状態と言ったことからか、労釣会の参加者だけでなく、どの釣人も中りを出せず、全体として大苦戦となった。
 参加者の内7人が竿を出した近辺では、中りを出して、ぽつぽつ竿を曲げていたのは、25尺(約7.5メートル)の超長竿を振っていた地元の釣人だけだった。聞くと、昨日も釣ったポイントで、しかも、時々根掛りしながらの底釣りとのこと。この時期、我々が入ったポイントでは、「長竿でなければ、話にならない」と厳しい指摘はその釣師。とはいっても、参加者の何人が持参した竿は、最長21尺(6.3メートル)なので、この地元釣師には正に“脱帽”である。
 3時からの検寸には、「中りも殆どなかった」と口々に嘆くのみ。結局検寸台に上ったフナは2枚だけだった。

大会の検寸結果は次の通り


優 勝
石井  明
39.2センチ(写真)
準優勝
直木太一
35.5センチ

<石井会員当日の仕掛け等>  竿=16尺(約4.8メートル)の底釣り、道糸=2.0号、ハリス=1.2号、ハリ=(上)ダンゴ8号、ハリ(下)ダンゴ6号 餌=(上)新B2+マッハ1+浅ダナ1の混合、(下)ワタグル

<今後の見通し>  水位が安定したら、好転するかもしれないが、濁りやごみの漂着もかなりひどいので、事前に良く情報を確かめての釣行が望まれる。尚、遊漁料1,000円必要。(山田yosi記)

2009年4月30日


京都勤労者つりの会(京都労釣会)
会員募集

年2回ずつ、フナ、鮎、船釣りなど各種大会のほか、ヘラブナ研究部会では月例会を開催。 渚釣りや家族ぐるみの企画などもあります。
これから釣りを始める方、仲間と楽しく釣りをしながら釣技の向上を図りたい方、気軽にご参加下さい。
連絡先:会長・山田TEL075-721-7573