001001_釣行記

京都労釣会 09年第1回鮎つり大会の結果

大苦戦! あやうく“ボウズ”に…今後の水況に期待

 7月5日(日)、福井・足羽川で行われた、京都労釣会09年第1回鮎つり大会には、6人が参加。急用で、参加出来なくなった人もいたため、参加者は少数に止まった。  釣果の方も、ベテランも含めて初めて“二桁釣果は皆無”、おまけに、6人中4人が、2尾長寸規定を辛うじてクリアする3尾を確保するのが精一杯と言う大苦戦。

 6月末から7月初頭の降雨・増水が中途半端だったのか、石についていた鮎のえさである水蘚・垢を更新するという「好転」までには至らず、水温だけが下がったことによるのか、11時前後まで大会参加者のみならず近辺のどの釣り人にも釣れない事態だった。
 大会参加者の2尾長寸上位2人も、なんと、11時半を過ぎてから何とか“ボウズ”を免れて、3尾をやっとの思いで確保して、午後1時の検寸に間に合ったと言う次第。

〈2尾長寸で競った、当日の上位成績等は次の通り〉
優 勝:細野  昭 20.1+18.5=38.6
準優勝:和田 三郎 21.0+16.6=37.6
最長寸の部:大原  実 21.3(2尾目 18.0 2尾計39.3)
〈細野会員の仕掛け等〉
竿9メートル、水中糸 テクミー0.23号、ハリス1.2号、ハリ7.0号三本イカリ

〈大原氏の仕掛け等〉
竿9メートル、水中糸 ナイロン0.2号、ハリス1.2号、ハリ7.0号三本イカリ

※細野会員の優勝は久々。大原氏(非会員)の『最長寸』は、昨年の第2回大会に続く連覇。また、3尾4人以外の釣果は、8尾と5尾が各1人だった。
 尚、今年の第1回大会も、昨年の第2回大会に続き、「一定の範囲に入川して交流を深めよう」とのことから、今回は、JR越美北線の足羽川第6鉄橋上・下流に釣場を定めた。
 また、今回のような貧果(釣果数)は、京都労釣会の鮎つり大会としては、極めて珍しく、今後の“釣り意欲”に影響を与えかねない「由々しき事柄」である。但し、「型」の方は、この時期としたら、まずまず合格点と言えるが。

〈足羽川へのアクセス〉
 (1)京都東icから名神・北陸道経由で行けば、上流部まで片道約180~200キロ。滋賀途中越え、(2)湖西道路、161号線経由、または、(3)朽木、303号・27号線(または、161号)経由で、いずれも敦賀icから北陸道利用で約140キロ前後。どの道を使っても、所要時間は早朝なら2時間半。帰路は高速道路を使用しなければ、20分前後余分に時間がかかる場合があるが、海水浴シーズン以外ならほぼ朝と同様。夏休み期間は、(3)の161を利用しないルートをお勧めする。

〈今後の見通し〉
 大会参加者以外の釣人も総じて大苦戦だった実績を見ると、やはり川を小石や砂で洗うような水が出て(もちろん水害になる程出水しては困るが)、1週間ほどたった時点で、見違える状況になると思われる。(山田勝暉・記)

2009年7月 7日


京都勤労者つりの会(京都労釣会)
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