001001_釣行記
恒例・三府県ヘラつり交流会 大阪・奈良・京都の混成チームが優勝
池主催の日曜タテ(競技会)もワン、ツーフィニッシュ
11月 16日(日)、関西各地の労釣会の内ヘラブナつりに取組む労釣会が輪番で幹事を務め開催している恒例「三府県労釣ヘラつり交流会」(今年度当番:大阪・東成労釣会)が、京都、久御山町の淀・釣り天狗(釣り池・釣堀)を会場に開催されました。参加者は、3会。奈良7、大阪・東成7、京都10の計24人でした。 気温は低くはなかったものの、天候はあいにくの雨。そうした条件を考慮してか、7尺(約2.1メートル)、8尺(約2.4メートル)、9尺(約2.7メートル)など単竿主体のつりとなりました。午後からは雨が上がり、時折陽の射す絶好の陽気となりました。また、この日は、大・小二つある池の小の方を三会が全てを貸切ることとなったせいか、全体に順調に竿が曲がります。
午前中には、池の南西側で、京都・川端氏が43.5センチ、奈良・田中氏が40.0センチを相次いで釣り上げたことから、昼食時に大きな話題となり、大・小の池に数枚(尾)居る、50センチへの期待が高まります。
正午過ぎからの後半戦は、午前と反対側の北東側で、40センチ級も交えながらしきりに竿が曲がり、中でも京都・石井氏は、所謂“入れ喰い”状態で、「この人何とかして!!」「誰か止めて!!」と付近の参加者からうらやむ声しきり。
そうこうするうちに出ました!! 本日の最長寸44.0センチ。朝の抽選で池の東北角近くにつり座を構えた京都・細野氏が、12尺の竹竿(約3.64メートル)でものにしました。最終結果を見ると、この大物が、チームに優勝をもたらしたと言えます。
大会レポート
3時につりを終わり、集計です。全体に好(高)釣果で、集計は手間取ります。比較的静かに長寸をものにするチームもあって、かなり際どい勝負となりました。ただ、やはり40センチ級が混じらないと上位には行けないのもまた現実でした。件の石井氏は、40センチ代はモノに出来なかったとは言え、35センチ以上を4枚、30センチ超を16枚、計30センチ以上の所謂尺上(大型ヘラをシャッカミ、または、シャクガミと称している)20枚(ヘラを始め、黒鯛など平たい魚を数える場合、釣人は、愛着を込めて、匹数のカウントを「匹」でも「尾」でもなく、枚と表現する)と言う、文字通りの“爆釣”でした。
当日の競技規定は、三人一組で、各人釣果の内「各々の最長寸のヘラ合計寸法」で順位を競うものでした。
〈大会の検寸結果=1枚長寸 の上位は、次の通りです。(数字は寸法。単位センチ)〉
優 勝 | 混成チーム 119.4(京・細野 44.0 大・梅本 40.3 奈良・沼田 35.1) |
---|---|
準優勝 | 奈良Aチーム 117.8(安田 43.3 田中 40.0 影吉 34.5) |
3 位 | 京都Aチーム 114.1(川端 43.5 澤山 35.7 沼田 34.9) |
4 位 | 奈良Bチーム 107.4 |
5 位 | 大阪Aチーム 106.6 |
<爆釣した石井会員の仕掛等> 竿 7尺、道糸=1.2号、ハリス=0.6号、ハリ=上下共ウドン専用針5号。
優勝の混合チームのメンバーは、たまたまではありますが、各会のヘラ釣り(または池釣り)の責任者(部長等)の組み合わせとなり、これも面目躍如と言ったところです。
また、当日池が開催している1枚長寸の「日曜タテ」 (競技会で、当日の釣人全員が参加できる)でも、44.0センチの細野会員が1位、43.5センチの川端会員が2位と、労釣会会員が“ワンツーフィニィシュ”の快挙を果たしました。
この日は、雨のためか、いつもよりやや少ないとは言え、50~60人の釣り客の中での1、2位ですから労釣会の存在をたくさんの釣人に意識してもらえる出来事の一つだったと思います。
<池の概要等>
久御山町・京淀川右岸、淀大橋上流へ300メートル、ウドン(普通のウドンまたはワラビウドン)及び床(底)釣り(少なくとも下針が池底に着いた状態を維持して釣ること)専用池、竿の長さ制限=7(2.1メートル)~15尺(4.5メートル)、一日の釣り料=2,300円、半日=1,700円、食堂、駐車あり。但し、駐車場は、休日はいつも超満車状態。
<今後の見通し>
水温が徐々に下がると、魚の活性が低下するので、仕掛を繊細(ハリスを細くしたり、ハリの号数を落としたりする)にしたり、餌もより軟らかいもの(水加減を工夫してより軟らかいワラビウドンを作る)にするなどの工夫が必要です。(京都労釣会・山田記)
2008年11月25日
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