001001_釣行記

京都労釣会・ヘラ研例会の結果 2009年1月11日

当日は、食い渋り、年間競争での大きな順位変動はなく、年間総合順位は一位:石井 明、二位:澤山建造、三位:細野 昭の各会員に確定
京都労釣会・ヘラ研 2008年最終月例兼初釣り例会の結果

 京都労釣会のヘラブナ釣り研究部会(略称 ヘラ研)は、2008年度の年間競技最終月例会(初釣り兼ねる)を1月11日(日) 淀・『釣天狗』(ウドンの底釣り専門釣り池)で開催。参加者は、例月よりやや少ない7人。池の営業開始朝7時から、終了の4時まで釣果を競いました。

 時折陽が射し、風も時に吹くものの比較的弱く、真冬にしてはまずまずの日和に恵まれ、「今日はいけるかも」という期待が高まりましたが、前日までの冷え込みによって、水温が下がったためかかなりの喰い渋り。相変わらず、石井、澤山の両名がコンスタントに上げる以外は、皆苦戦。ただ、二人とも型は不満が残る。
 ようやく11時前位から、他の人の竿も曲がりだし、午前中に、7人中6人に釣果があり、午後からの好転に希望が出てきました。

 午後からの釣り開始と共に、釣り上げたらちょっとした賞品(日用品やカップめん等)がもらえる「早釣り」を開始。
 午前中不調だった一人も含めて、全員にボツボツと釣れだし、何とか全員釣果となりました。「やれやれ!!」。  この日の特徴点を上げると、午前中のやや冷え込んだ時間帯は、8、7尺の短竿で、ウドンは柔らか目の方が良かった様子。午後は、太陽光線の具合もあってか、少し長めの11から12尺の方が、中りを的確に捉えるのにはましだったようです。
 当日は、ヘラ研参加者では、40センチ級がまったく出ず、最長寸が36.7センチ(石井会員)に止まり、もう一つ。池全体(釣人約50人)でも、40センチ級の釣果は、2、3枚程度だったので、全体に喰い渋り、特に大型の就餌が、見られなかったと言えそうです。
 例会の規定3枚長寸の当日1位は、わずかの差ではあるけれど、林会員が獲得しました。
 ただ、この日も林会員が、30センチ級以上7枚に止まったのに対して、澤山、石井の両会員が各々8枚、7枚の30センチ級以上を釣り上げ、林会員の大逆転とはなりませんでした。
 また、3位の細野会員は、何とか30センチ級以上5枚確保して、林会員とは年間得点で、僅かに1点差で、文字通りかろうじてかわしました。但し、年間総得点には、最後に年間最長寸の上位5位までの人に対して、寸法によって得点が加算されるため、細野会員が2008年度最長寸47.9センチ(会の新記録でもある)を釣り上げているので、その分の差が広がって、別掲(年間総得点順位)の通りとなります。

<林会員の仕掛け等>
竿 午前10尺、午後12尺、道糸1.0号、ハリス0.6号、ハリ上4号、下3号、上下の段差5~6センチ、餌 ウドン(尿素で炊いたもの)にペレット粉まぶし

<当日の三枚長寸上位は、次の通り。単位センチ>
優勝:林 良和 35.5+35.5+34.5 計105.5
準優勝:石井 明 36.7+35.2+32.9 計 104.3
3位:澤山建造 35.5+34.5+33.2 計103.2

<年間総得点競技の上位は次の通り ()内加算長寸点 ヘラ研会員数13人>
1位:石井 明 352( 0)点
2位:澤山建造 324(10)点
3位:細野 昭 321(50)点
4位:林 良和 290(20)点
5位:川端正博 240(40)点
6位:直木太一 231( 0)点
 以上、5位と6位の差は、長寸点のみであることがわかります。尚、年間最長寸の4位は、30点加算ですが、月例会の年間得点が上位でないため、最終の総得点順位に影響しませんでした。

 さて、2009年度は、3月8日を第1回として開始されます。釣場は、今回と同様釣天狗の予定です。但し、釣場は一緒でも、釣座( 池の中で実際に竿を出す場所 )は変わります。  ヘラ釣り愛好者の皆さんの挑戦をお待ちしています。

(山田 記)

2009年1月16日


京都勤労者つりの会(京都労釣会)
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年2回ずつ、フナ、鮎、船釣りなど各種大会のほか、ヘラブナ研究部会では月例会を開催。 渚釣りや家族ぐるみの企画などもあります。
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連絡先:会長・山田TEL075-721-7573