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12人の怒れる男
チェチェン人の少年がロシア人の養父を殺害した罪で裁判にかけられる。目撃者もあり、容疑は明白。さまざまな分野から任意に選ばれた陪審員たちも審議はかんたんに終わると思われたが…。
1957年に公開されたアメリカ映画史に燦然と輝くあまりにも有名なオリジナル版を下敷きにしつつも、新たにニキータ・ミハルコフは舞台を現代ロシアに移し替え、多民族国家ならではの偏見や価値観の混乱を鋭くえぐり出す。もはやオリジナル作品の時代のように、社会正義を鼓舞するほどイノセントではなくなってしまった世界を前にしながら、ミハルコフはそれでも人間に対する希望を失っていない。第80回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた掛け値なしの傑作!(京都シネマ・タニグチ)
1957年に公開されたアメリカ映画史に燦然と輝くあまりにも有名なオリジナル版を下敷きにしつつも、新たにニキータ・ミハルコフは舞台を現代ロシアに移し替え、多民族国家ならではの偏見や価値観の混乱を鋭くえぐり出す。もはやオリジナル作品の時代のように、社会正義を鼓舞するほどイノセントではなくなってしまった世界を前にしながら、ミハルコフはそれでも人間に対する希望を失っていない。第80回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた掛け値なしの傑作!(京都シネマ・タニグチ)
作品情報
- 出演:セルゲイ・マコヴェツキイ、セルゲイ・ガルマッシュ、ミハイル・イェフレモフ、ユーリ・ストヤノフ、ヴァレンティン・ガフト
- 監督:ニキータ・ミハルコフ
- 脚本:ニキータ・ミハルコフ
- 音楽:エドゥアルド・アルテミエフ
- 製作年:2007
- 製作国:ロシア
- 配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ、アニープラネット
- 時間:160分
- ジャンル:劇映画
- 原題:12
- 公開日:08/10/25
- →京都シネマの上映情報