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死刑台のエレベーター〈ニュープリント版〉
大企業社長の側近にして社長夫人の不倫相手でもある青年ジュリアンは、情事の果てに、社長を自殺に見せかけて殺害する。これで完全犯罪達成かと思われたが、証拠隠滅のために犯行現場に戻る途中、エレベーターの中に閉じ込められてしまう…。
今秋、緒方明監督よってリメイクされた『死刑台のエレベーター』。ご存知の通りオリジナルは、ヌーヴェルバーグの先駆者ルイ・マル監督のデビュー作である。息をもつかせないストーリー展開、そして緊張感に満ちた映像、さらには“モダンジャズの帝王”マイルス・デイビスのスタイリッシュな即興音楽も相まって、本作は、サスペンス映画の金字塔として、今でも多くの映画ファンに愛されている。京都シネマでは、この『死刑台のエレベーター』のニュープリント版の公開を記念して、ルイ・マル監督作の『地下鉄のザジ』『さよなら子供たち』『五月のミル』も上映。早熟の天才は、どんな高みに至ったか。ぜひ4作ともお楽しみください!(京都シネマ・江田)
今秋、緒方明監督よってリメイクされた『死刑台のエレベーター』。ご存知の通りオリジナルは、ヌーヴェルバーグの先駆者ルイ・マル監督のデビュー作である。息をもつかせないストーリー展開、そして緊張感に満ちた映像、さらには“モダンジャズの帝王”マイルス・デイビスのスタイリッシュな即興音楽も相まって、本作は、サスペンス映画の金字塔として、今でも多くの映画ファンに愛されている。京都シネマでは、この『死刑台のエレベーター』のニュープリント版の公開を記念して、ルイ・マル監督作の『地下鉄のザジ』『さよなら子供たち』『五月のミル』も上映。早熟の天才は、どんな高みに至ったか。ぜひ4作ともお楽しみください!(京都シネマ・江田)
作品情報
- 出演:ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、リノ・ヴァンチュラ
- 監督:ルイ・マル
- 脚本:ロジェ・ニミエ、ルイ・マル
- 原作:ノエル・カレフ
- 音楽:マイルス・デイヴィス
- 製作年:1957
- 製作国:フランス
- 配給:ザジフィルムズ
- 時間:92分
- ジャンル:サスペンス
- 原題:Ascenseur pour l’Échafaud
- 公開日:11/01/15
- →京都シネマの上映情報