/entertainment/00200_cinema_review/00201_/
デザート・フラワー
「VOGUE」など多くの一流ファッション誌の表紙を飾る世界的トップモデル、ワリス・ディリーの自伝本「砂漠の女ディリー」を本人の監修のもとで映画化。ソマリアの遊牧民家庭に生まれた少女が砂漠を飛び出し、大都会ロンドンで、世界的トップモデルへと転身を遂げていくという奇跡のような物語だが、そこにいたるには幾多の困難と闘わなくてはならなかった。お金と引き換えに老人との結婚を迫る父、ロンドンでの路上生活や、無制限滞在許可を得るための偽装結婚、そして胸中にずっとしまってきた性器切除の過去…。それでも前を向き、力強くチャンスを掴んでいくワリスの生き様に勇気付けられ、また、女性とは、結婚とは…など様々なことを考えさせてくれる。（京都シネマ・江田）
作品情報
- 出演：リヤ・ケベデ、サリー・ホーキンス、ティモシー・スポール
- 監督・脚本：シェリー・ホーマン
- 原作：ワリス・ディリー『砂漠の女ディリー』（草思社刊）
- 音楽：マルティン・トードシャローヴ
- 製作年：2009
- 製作国：ドイツ、オーストリア、フランス
- 配給：エスパース・サロウ、ショウゲート
- 時間：127分
- ジャンル：ドラマ
- 原題：Desert Flower
- レーティング：PG12
- 公開日：11/03/19
- →京都シネマの上映情報
遊牧民の生活って、大変でしようけど、日本人からすれば憧れるものがありますよね。
モンゴル辺りでは、今も遊牧生活の人達が多いと承知しています。ヤクの乳と肉で子育てに励まれていると聞きました。きっと、ボーとして暮らせない厳しい環境でしよう。
昨日の夕方、食事しながら「ピレネー山脈での『移牧』」をワイフと一緒に見ました。
海抜2000ｍの地点には、氷河らしきものも見えました。『移牧』はスローライフですが、牧羊犬（ピレネー犬）と『羊飼い』のコラボレーションのお陰で、羊の大群が幸せそうに移動していました。いいなあ！
でも、冬の間は海岸近くの牧場でじっーと春を待つそうです。