/entertainment/00200_cinema_review/00201_/
黄色い星の子供たち
1942年にフランスで、史上最大のユダヤ人一斉検挙が行われた。それから50年もの間、公式に認められることもなく、1995年にジャック・シラク大統領が、フランス政府の果たした役割を認めるまで、事件はナチスドイツのユダヤ人迫害のひとつとされていた。いったいフランスは何をしたのか。何と引き換えに、尊い命を差しだしたのか―。元ジャーナリストのローズ・ボッシュ監督は、真実だけを描こうと決意し、３年に渡り綿密な調査と研究を行った。よって、この映画に出てくる登場人物は、ごく小さな子供たちも含めて全て実在し、ここで描かれている出来事は、最も悲惨なものも含めて、すべて本当に起こったことだという。我々は、登場する子供たちの人生の一瞬一瞬を胸に刻まなければならない。（京都シネマ）
作品情報
- 出演：メラニー・ロラン、ジャン・レノ、ガド・エルマレ、ラファエル・アゴゲ、ユゴ・ルヴェルデ
- 監督・脚本：ローズ・ボッシュ
- 製作年：2010
- 製作国：フランス、ドイツ、ハンガリー
- 配給：アルバトロス・フィルム
- 時間：125分
- ジャンル：ドラマ
- 原題：La Rafle
- 公開日：11/09/10
- →京都シネマの上映情報
