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オレンジと太陽
ノッティンガムでソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、とある女性に「自分が誰なのか知りたい」と訴えられる。幼い頃、彼女は子供だけで船に乗せられ、オーストラリアに送られたという。信じ難い話だが、調べるうちに政府によって強制的な“児童移民”が行われていた事実をつきとめる─。
イギリスが1970年代まで行っていた児童移民の実態を明らかにした女性、マーガレット・ハンフリーズの物語。監督は、名匠ケン・ローチを父に持つジム・ローチ。「キャンペーン映画にはしたくなかった」という監督の言葉通り、かつて行われた不正義への避難を行うのではなく、個人のアイデンティティを奪われた人々の「Who am I?」の問いかけに真摯に向き合った作品に仕上がっている。(京都シネマ)
イギリスが1970年代まで行っていた児童移民の実態を明らかにした女性、マーガレット・ハンフリーズの物語。監督は、名匠ケン・ローチを父に持つジム・ローチ。「キャンペーン映画にはしたくなかった」という監督の言葉通り、かつて行われた不正義への避難を行うのではなく、個人のアイデンティティを奪われた人々の「Who am I?」の問いかけに真摯に向き合った作品に仕上がっている。(京都シネマ)
作品情報
- 出演:エミリー・ワトソン、デイヴィッド・ウェナム、ヒューゴ・ウィーヴィング
- 監督:ジム・ローチ
- 原作:マーガレット・ハンフリーズ『からのゆりかご 大英帝国の迷い子たち』
- 脚本:ロナ・マンロ
- 音楽:リサ・ジェラルド
- 製作年:2010
- 製作国:イギリス・オーストラリア
- 配給:ムヴィオラ
- 時間:106分
- ジャンル:ドラマ
- 原題:Oranges and Sunshine
- 公開日:12/05/19
- →京都シネマの上映情報