/entertainment/00200_cinema_review/00201_/
ダージリン急行
客を乗せて猛スピードでインドの町を走り抜けるタクシー。牛やバイクや街の人々をうまくすり抜ける、なぜこんなに急いでいるのか。きっと乗客はこういったのだろう…。
「あのダージリン急行に、なんとか間に合わせてくれ」
そして、駅に着く。男は大急ぎでホームへ走る、ゆっくりと走り出す列車、間に合うのか?
その横を背の高い男が走りぬける。大きなかばんを電車の最後尾に放り入れて飛び乗る。ぎりぎりセーフ、そして列車から乗り遅れた男をみる。ぎりぎりアウト。
冒頭からワクワクする、やっぱりウェス・アンダーソンだ。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』に続く新作のキーワードは「インド」「列車」「兄弟」。
父の死から1年、疎遠になっていたホイットマン3兄弟は長男フランシスの呼びかけで集合し、インドを「ダージリン急行」で旅する。超マイペースな兄弟は列車でも乗務員や乗客に迷惑かけっぱなし、挙句の果てに列車から追い出される始末。旅もここで終わりか、兄弟はこのまま分かり合えないままなのか…?そんな時インドで少年の3兄弟に出逢い、そこで悲しい事件が起こる。3人は地元の人々と触れ合う中で、心を通わせていく…。
本編の前に付いている、短編『ホテル・シュバリエ』は本編の伏線となっておりこちらも非常に興味深い。(京都シネマ・カワベ)
「あのダージリン急行に、なんとか間に合わせてくれ」
そして、駅に着く。男は大急ぎでホームへ走る、ゆっくりと走り出す列車、間に合うのか?
その横を背の高い男が走りぬける。大きなかばんを電車の最後尾に放り入れて飛び乗る。ぎりぎりセーフ、そして列車から乗り遅れた男をみる。ぎりぎりアウト。
冒頭からワクワクする、やっぱりウェス・アンダーソンだ。
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ライフ・アクアティック』に続く新作のキーワードは「インド」「列車」「兄弟」。
父の死から1年、疎遠になっていたホイットマン3兄弟は長男フランシスの呼びかけで集合し、インドを「ダージリン急行」で旅する。超マイペースな兄弟は列車でも乗務員や乗客に迷惑かけっぱなし、挙句の果てに列車から追い出される始末。旅もここで終わりか、兄弟はこのまま分かり合えないままなのか…?そんな時インドで少年の3兄弟に出逢い、そこで悲しい事件が起こる。3人は地元の人々と触れ合う中で、心を通わせていく…。
本編の前に付いている、短編『ホテル・シュバリエ』は本編の伏線となっておりこちらも非常に興味深い。(京都シネマ・カワベ)
作品情報
- 出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン
- 監督:ウェス・アンダーソン
- 脚本:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマン
- 音楽:ランダル・ポスター
- 製作年:2007
- 製作国:アメリカ
- 配給:20FOX映画
- 時間:104分(短編『ホテル・シュバリエ』13分・本編91分)
- ジャンル:ドラマ
- 原題:THE DARJEELING LIMITED
- 公開日:08/03/15
- →京都シネマの上映情報