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アウェイ・フロム・ハー君を想う
人間は“忘れたい記憶”と“残したい記憶”を極限下で選択できるのか?
結婚生活44年目を迎えた、フィオーナとグラントは互いに深く愛し、身体的にも肉体的にも充実していた。しかし、妻フィオーナの物忘れが次第にひどくなり、アルツハイマーであると診断される。現実を受け入れがたい2人だが、いつもの帰り道を忘れたことでフィオーナは老人介護施設への入所を決意する。1ヵ月後、面会を許されたグラントは、妻が自分のことを全く覚えていないどころか、車椅子に乗ったオーブリーという男性を非常に気にかけていることを知る。現在の献身的な介護の反面、若かりし頃浮気を重ねていたグラントにとっては、これは自分に対する罰なのではないかとも思い始める…。 (京都シネマ・カワベ)
結婚生活44年目を迎えた、フィオーナとグラントは互いに深く愛し、身体的にも肉体的にも充実していた。しかし、妻フィオーナの物忘れが次第にひどくなり、アルツハイマーであると診断される。現実を受け入れがたい2人だが、いつもの帰り道を忘れたことでフィオーナは老人介護施設への入所を決意する。1ヵ月後、面会を許されたグラントは、妻が自分のことを全く覚えていないどころか、車椅子に乗ったオーブリーという男性を非常に気にかけていることを知る。現在の献身的な介護の反面、若かりし頃浮気を重ねていたグラントにとっては、これは自分に対する罰なのではないかとも思い始める…。 (京都シネマ・カワベ)
作品情報
- 出演:ジュリー・クリスティ、ゴードン・ピンセント、オリンピア・デュカキス 他
- 監督:サラ・ポーリー
- 脚本:サラ・ポーリー
- 原作:アリス・マンロー
- 音楽:ジョナサン・ゴールドスミス
- 製作年:2006
- 製作国:カナダ
- 配給:ヘキサゴン・ピクチャーズ、アニープラネット
- 時間:110分
- ジャンル:ドラマ
- 原題:Away From Her
- 公開日:08/09/20
- →京都シネマの上映情報
「短編の女王」アリス・マンロー作品の映画化ですね。
監督のサラ・ポーリーというと、「アボンリーへの道」のセーラが懐かしい。数年前、「ドーン・オブ・ザ・デッド」の宣伝で来日されたときには、いつのまにかすっかり大人の女性になっていました。
ひところ、社会運動にはまってたようですが、インタビューなどを見て、若いのにしっかりした子だなぁ…と思ったものです。
彼女の初監督作品ということで是非観たいと思います。
全国でも上映館が多くはないこの映画、京都でやってくれて嬉しいなぁ。
これからも、良い映画をお願いします。