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白夜

白夜 画家のジャックは、ある晩、ポンヌフで思い詰めた表情をした美しい女性マルトに出会う。ジャックは孤独な青年で、素敵な女性との出会いを妄想してはそれをテープに吹き込んでいた。一方のマルトは恋した相手に「結婚できる身分になったら1年後に会おう」と去られており、今がちょうどその1年後だった…。
 フランスの巨匠、ロベール・ブレッソンが残した珠玉の長編映画13作品のうち、これまで最も見られる機会が少なかった1本である『白夜』を34年振りのニュープリントで上映。原作はドストエフスキーの短編で、57年にルキノ・ヴィスコンティによっても映画化されているが、ブレッソンは撮影当時のパリに舞台を移し、セーヌ川とポンヌフを背景に、若き2人の男女を軽やかに描いている。(京都シネマ)
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作品情報

  • 出演:イザベル・ヴェンガルテン、ギョーム・デ・フォレ、ジャン=モーリス・モノワイエ
  • 監督・脚本:ロベール・ブレッソン
  • 原作:ドストエフスキー『白夜』
  • 撮影:ピエール・ロム
  • 音楽:ミシェル・マーニュ、グループ・バトゥーキ、クリストファー・ヘイワード、ルイ・ギター、F・R・ダビド
  • 製作年:1971
  • 製作国:フランス・イタリア
  • 配給:エタンチェ
  • 時間:83分
  • ジャンル:ドラマ
  • 原題:QUATRE NUITS D'UN REVEU
  • 公開日:13/01/19
  • 京都シネマの上映情報
コンテンツ企画協力:京都シネマ